11話 ページ11
「…………………」
あれからどうなったのか
眠れません。目がぱっちりです
何故でしょう?シャンクスがいるからです
シャンクスは依然と変わらず、私のベッドに腰掛けて本を読んでいる
因みにその本は私の
(無言が続くので割と辛いというかなんと言うか…話題ってどこ)
「ねえシャンクス?」
「なんだ?」
「あの…眠くない?部屋に戻っても大丈夫だよ?」
私が言い終わると同時にシャンクスはパタンと本を閉じた
「部屋にいられるのは困るか?」
「え?あ、そういう訳じゃ…」
うーん流石に出てけってしつこく言うのも良くないよね…
心配して居てくれてる訳だし
「あ、ごめんね?その…申し訳ないなぁと思ってさ…」
実際、占いの結果が怖いものだったからという理由で部屋に泊まってもらうのも申し訳ないと思ってるのは事実
シャンクスの顔を見れば、軽くため息をついた
(ええ…?)
「2度も言わせるな?」
「すみません閣下」
割と低めの声だったのでガチめにビビりました本当にすみません
オタク、2つの意味でそういうのに弱いので…イケボで低音…だけど怖い…
「どうしたら眠れそうになる?」
「え…………………本の読み聞かせ?」
「そうか………なら、これならどうだ?」
シャンクスは本棚の端に分かりにくく置いてある本を1冊手に取る
待って??その本もしや官能本????
「…………………Why???」
再び私の脳内緊急会議が開かれるのであった
いやいや待って??何しようとしてるのこの人??
「…………朗読??」
「面白そうだろ?」
「っすぅー……………ん??」
ここまで来ると脳が処理に追いつかないようで
現実逃避を始めた
「これなら寝れるだろ?怖いものなんてなくなる」
「あ……はい…………あの………え…」
今でこそ「何某の主張」とやらで叫びたい
尚更寝れないのですが！！！？
シャンクスは手に取った官能本を開き、頁をめくり始める
「シャンクス待ってやっぱり無理です寝れないですとりあえず本を置いて頂いてよろしくて???」
ノンブレスで一気に早口調で喋る
「なんだ。これから読み聞かせるんだぞ?」
「いや違うのよ。チョイスよ。チョイスがおかしいのチョイスが」
「艶かしい肌が月の光に照らされ、赤く火照る…」
「待あああ！？？待って待って寝ます寝ます！寝るから声に出さないでぇ！！」
こうしてシャンクスによる読み聞かせは一晩中続いたとか続かなかったとか
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はる - 初コメ失礼します!!この小説大大大大大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (11月13日 13時) (
レス) @page31 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
さ々なら(プロフ) - カワセミさん» カワセミ様、コメントありがとうございます！更新に時間がかかってしまい申し訳ないです🙇♀️💦この度新しく2話公開させていただきました！ぜひ最新話を読んでみ下さい！感想ありがとうございます✨ (9月7日 2時) (レス) id: 2837963d9b (このIDを非表示/違反報告)
さ々なら(プロフ) - いるかさん» いるか様、コメントありがとうございます！更新に時間がかかってしまい申し訳ないです🙇♀️💦この度新規で2話公開しました！ぜひ読んでみてください！感想ありがとうございます✨ (9月7日 2時) (レス) @page29 id: 2837963d9b (このIDを非表示/違反報告)
カワセミ(プロフ) - 続きが、、、！！！続きが気になりますう！！！！！！！！！うおお待っております（ ; ; ） (2023年2月3日 22時) (レス) @page26 id: 9f805037c4 (このIDを非表示/違反報告)
いるか - 続きがめっちゃ気になります！楽しみにしてます (2022年12月26日 12時) (レス) id: 99e1269188 (このIDを非表示/違反報告)
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