異世界8 ページ10
戦闘訓練＿＿＿＿＿
それは、ヒーローとして必要不可欠なもの。
正直、勝てる自信しかない。
これを言ったら流石に嫌われてしまうので、必死に堪える。
つい言ってしまうことがあるので、そこは直さねばならない。
ところで、私はコスチュームなど頼んでないのだが…？
「ところでコスチュームのことなんだけどね！」
『？あー、なんでもいいですよ。……あ、そうだ。』
……イッテタ
え？確か、サンダーと同じ服にしたんだけど？いやこんな再現出来る？すごいわ。
〜作者から〜
画面のみんなに分かりやすく説明するよ！
ビリーの最終再臨あるでしょ？
……それと同じです
ただすこしスカートみたいになっているだけです。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
更衣室__
「かっこいいね！」
『……そう？嬉しいな』
ビリーは普通にかっこいいからね。
サーヴァント達は全員顔面偏差値が高いからな…。
『名前を聞いてないんだ。教えてくれるかい？』
「私葉隠透！！個性は見ての通りだよ！！」
『へえ……どんな見た目なの？』
「それについては内緒〜！」
『そうか。』
透明なんて個性もあるんだな……
やっぱり、"個性"ってすごいや。
『……ビリー』
「何か言った？」
『いいや、何も言ってないよ』
得意のポーカーフェイスで隠し通す。
いつも隣にいた彼がいない。
連絡はとれても、少し寂しくなるものだ。
とにかく今は、戦闘訓練とやらに励もう。
＿＿＿＿＿＿_____
『みんなそれぞれのコスチュームなんだね』
「おぉ！？お前かっけえな！！」
『？そうかい？それから名前聞いていいかな』
「俺上鳴電気！お前が女って聞いた時にはビックリしたぜ…。
名前、なんだっけか？」
『銀切Aだ』
「よろしく！！あ、今度お茶行かね？」
『すまん。暇な時なら考えるよ』
「！マジか！」
……考えるって言っただけなのに…？
これをナンパ師っていうのか？
『オールマイトの授業ねえ……
私、オールマイト最近知ったんだ』
「えっ」
「……ええええぇ！？！？」
『そんな驚くことかい…？』
「当たり前だろ！？おまっテレビ見てないの！？」
『ははは、テレビは見ないと言うより見れなかったというか……。あんまりヒーローに興味を示さなかったから』
「ならなんでヒーローになりたいんだ？」
『あ、始まるよ』
「無視っ！？」
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作者名：えるるぅ | 作成日時：2019年1月23日 20時
