少年悪漢王の半身はヒーローを目指すようで (ページ8)

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異世界6 ページ8

教室に入ると、数名は登校していた

指定された席へと足を運ぶ

そういえば、カルデアに居る時に〈スマホ〉を貰っていた。

最初はわからなかったが、次第に使い方を覚えてきていた。

しかし、ここに来た時に忘れていたのだ。

それを使えば連絡出来ていたかもしれない。

全サーヴァント……とは言わないが、マスターは勿論、仲のいいサーヴァントとRINEと呼ばれるものを交換している。(○INE)

しかし今はやることがないので、やろうとはしない。窓際の席だったため、窓を見る。

私は、学生となったのだ。

少し楽しみだと思っている。

でも、どうせなら＿＿＿＿＿

彼と一緒に、行ってみたかった

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

カルデア_

カルデアでは、彼女の様子を見れるようになっていた。勿論、心配をするものは少なくない

「A……！制服似合う……だとっ！！」

マスターは帰ってきたら、着せ替え人形にしようと考えていた。

「……」

ビリーは言葉を発さなかった。

あまりにも制服が似合いすぎているから。

普通の高校生に比べれば、背は低い方だ。

「ビリー！！帰ってきたら着せ替え人形にするよ！？いいね！？」

「えっ？……ああ、ご愁傷さま。A」

心配が少しでもなくなったのか、ビリーとマスターはふざけていた。

マスターが何を着せようか叫んでいた時に、ロビンが頭をハリセンで叩いたのはそれから3分後