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異世界35 ページ45
「職場体験……っ！」
『指名の量、結構あるねー。』
体育祭があったため、朝に声をかけられることがあった。
ビリーも霊体化していたため、その場にはいた。
「おしかったね」「すごいね」
などの言葉は沢山あった。全て交わしてきたが、なんと言っても話題が多かったのは……
「カップルになれて良かったな」「お似合いだったよ」「青春だね」
などの言葉だ。
その言葉には、つい顔を赤らめてしまう。
恥ずかしいものは恥ずかしいのだ。
そのせいで何度も煽られた。
私は見逃していない。ビリーだって、少し顔が赤いのを。
それはともかく、今見ているのは私に来た指名だ。
私に来たのは約3500。
とても多い。
私は様々な指名を見て、色々と抜いていき、２つに絞った。
一つはエンデヴァー。
もう一つはベストジーニスト。
嫌な予感がしたので、エンデヴァーの方に行くことにしたが……
ダメだ。どちらも、悪い予感がする。
私、直感なんてスキル持ってたっけ？
たまに思うことがある。
とにかく、エンデヴァーを選んだため、当日はそこに行くことになる
1周間……
寂しくなるけど、悲しくはない。
連絡を取り合えるし、いざとなればすぐ会える。
生憎と、普通のカップルではないものですから
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作者名：えるるぅ | 作成日時：2019年1月23日 20時
