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こうして、僕の一日は終わった。
あっちの方では、勘づいたサーヴァントもいたんだけど、結局はダ・ヴィンチが明かしたみたい。
数日くらいはからかわれたけど、たまにはこんなのもいいかなって。
……ただ一つ気になったのは
「そういえばA」
『なに、ビリー？』
「……どうしてラブレターが入ってたの？」
『…………』
「僕の彼女だよね？」
『急にヤンデレ化するのやめて。』
「とにかく、Aは僕の彼女だからさ。
ちょっと妬けた。」
『何この可愛い生き物』
「成人してるんだけど」
『お互い様』
「子供扱いはしないでよ…」
『なんかデジャヴ……？』
Aの靴箱にラブレターが届いてたのは、気の所為だったかな。
まあ紙切れは、そのあと轟に燃やしてもらったけど(事情を話したあと)
＿＿＿＿＿＿＿＿_
『……あれ』
靴箱を見ると、いつもは何枚かラブレターが入ってるのに…。
ラブレターなんて入ってなかった。
しかし、1輪のバラが置いてあった。
「わあ、薔薇だ！」
『……！』
「また告られたの？」
『……ううん、違うよ。
こんどは、嬉しい人からのサプライズ。』
バラを手に取って愛おしく見ているA
近くにいた女子は少し不思議に思ったけど、何も言わずにその場を去った
『……ありがとね、ビリー。
どっから持ってきたの、バラなんて』
言葉に嬉しさが込められている。
『やっぱり、私は君に溺れてるのかもね』
クスリと笑いながら、その場を去った
つい、嬉しさのまま手に持った薔薇を見ながら、教室に入ったので、何度も質問攻めにされた
『靴箱のロッカーに入ってた。
大切な人からのサプライズだから』
「あっ彼氏でしょ」
「絶対そうだ……！」
「詳しく聞かせて！！」
『えぇ……』
今日も今日とて、教室ではワイワイと楽しんでいるAなのだった。
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作者名：えるるぅ | 作成日時：2019年1月23日 20時
