異世界28 ページ32
『よろしくね、常闇』
「ああ」
おそらく彼の個性、ダークシャドウは光に弱い。
私の力をなんとか応用できないかな…？
物理では勝てな……いや勝てるかもしれないけど、合理的じゃないよね()
相澤先生のモノマネしたかったんだけどやっぱやめとこ
ところで、どうやって勝とうかな。
銃弾で太陽の光を弾いてもいいけど、それは面倒くさいなあ。
太陽の光の位置とか、反射する場所とか一々計算しなきゃ行けないし。
一発で決めないと悟られて計画は無意味に終わる。
気づかないかもしれないけど、感が鋭い奴らなら気づく。
爆豪とか緑谷、轟とかならね。
とくに緑谷は、考える力がすごい。
相手は常闇だけど、油断しないでいこう。
てかこの思考を約1秒で終えた私を誰か褒めて欲しいね
『手加減は出来ないよ』
「お互い様だ」
楽しい戦いにしたい。
でも、実際は サーヴァントに適うはずがないのだ
「START！！！」
「おおっとどうしたぁ！！銀切動かねえ！！」
「動かないならこちらから行くぞ！」
『……』
ダークシャドウが来るだろうから、本体を狙う＿
恐らく体術は鍛えてないだろう。
一直線に向かってくるダークシャドウ。
必ず隙はある。
ダークシャドウは個体じゃない。
ひとつの個性だ。
必ず、必ず。
『＿＿＿＿__！そこっ！！』
ダークシャドウが1cmずれた。
その隙をつき、1cmズレた場所を狙い、そこからジャンプをする。
ダークシャドウが追いついていない…！
常闇の頭に銃を突きつける
「…！降参だ」
「銀切A！！二連勝だぁぁ！！！」
わぁ、と歓声が上がる中、私は不安があった。
麗日だ。
怪我なんてして欲しくないけど……
それは恐らく叶わない
『まあいいや。私には…関係ない』
ただのクラスメイト。
それでいいんだ
変なことを考えたら、帰る時に悲しんでしまう
お別れが、辛くなるだろうから
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 10人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：えるるぅ | 作成日時：2019年1月23日 20時
