異世界2 ページ4
そのあと、様々なことを見た。様々なことを聞いた。
様々な場所へ行った。
周りはもう紅く、橙色に染まっていた。
「＿＿＿……！A……！」
ザザっ……という雑音を出しながらも、カルデアからの通信が届いた
周りに誰もいない裏道へ行き、直ぐに応答した
『マスター！マスター……なのか！？』
「……ん！そ……は……じょ……ぶ！？」
なんて行っているのかは聞き取りにくい。しかし、直ぐにわかった。
うん！そっちはだいじょうぶ！？
この様子だと、こちら側の言葉は聞こえているのだろう。
ならば今の状況を伝えるのみ
『実は＿＿＿＿＿＿』
話し終えたあと、しばらくは黙りだった。
やっと聞き取りやすくなった通信は、何も喋らない。
「実はね、よく聞いて欲しいんだ……」
この声は凄く、暗く聞こえた。
その後に、マスターとはちがう声が聞こえた
「やあAちゃん。
ダ・ヴィンチちゃんだよ！
……実は、君のいるその東京は、こっちの地球とはまた別の、そう。異世界の東京」
その真実をのみこむのに、時間がかかった。
当たり前だろう？
突然、自分のいる場所は異世界だと言われたのだから
『……どうすれば、戻れるの？』
「今、こちらでなんとか戻せるように頑張ってるんだけど……
掴めているのは、そちらの情報だけだ」
『情報！？』
「ああ。今君のいる世界は、こちらの世界では二次元として名を出している。」
二次元＿＿
漫画やアニメで、この世界は出ているのだろうか。
「おそらく、君は雄英高校というものを聞かなかったかい？もしくは見たり……」
『ああ！学生が話していたな。その雄英高校？とはなんだ？』
「全てを説明するよ。
まず、今君のいるところは【僕のヒーローアカデミア】という世界。
＿＿＿＿＿＿」
どうやらこの世界では、ヒーローという職業があるらしい。
簡単に言えば、みんなを守るもの。
それとは別に、ヴィランと呼ばれるものもあるらしい。
ヒーロー社会での敵……という解釈でいいのだろうか
人に危害を与えるもの？
……まあよく分からんが、敵ということでいいだろう。
個性と呼ばれるものも説明された
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 10人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：えるるぅ | 作成日時：2019年1月23日 20時
