異世界24 ページ28
『ほら。絶対違うと思ったもん。』
「どうしてこうも策略にハマってしまうのかしら」
「あの馬鹿ども……！」
なんかマスターが連写してるし。
「最っ高……！
銀切が特に最高！！」
『脳天ぶち抜くよ』
「すいませんでした」
『もうヤダ。着替える。』
「あはははは、Aちゃん。
逃がさないよ？(黒笑)」
『なんか怖いんだけど』
「ニガサナイカラネ？」
『私このあと借り物競争が……』
「そのまま出るんだよ！！！」
「銀切さん……ドンマイ」
『緑谷ァァァァ！！！！』
目線を逸らすな、コノヤロウ
私このまま出るのかよ。
え？出なけりゃいいだろ？
そんなの女子の圧力に決まってんだろォ！！
＿＿＿＿＿＿＿
結局着替えれなかった
泣きそう
まあ冗談は置いておいて、とうとう私が走るんだよ。
速さに自信はあるけど問題は借り物だ。
「START！！！！」
「うおっ！？銀切Aはえーぞ！！」
「最初にお題箱の中に手を入れたのは銀切Aだ！！！」
足が1回つっかえたんだよね。
まあいいんだけど、お題なんだろu……
ちぎっていいかな？
【お題:
好きな人】
これはlikeの意味でもいいんだよね？
ね？
「ちなみに銀切さん！！
そのお題はやり直しちゃダメよ！！」
『ミッドナイト！！！！
こういうのをいじめっていうの知ってますか！？！？！？』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「まさかお題が好きな人とかそういうのじゃないよね」
「マスター、それフラグだぞ」
「好き…」
「ほらもうサンダーが……おーい」
「あっまって。チラってこっち見た。」
「あー、これフラグだ」
「よかったねビリー。ご指名だよ」
「………………
え?」
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作者名：えるるぅ | 作成日時：2019年1月23日 20時
