異世界15 ページ19
「やっぱ派手で強えつったら爆豪と轟だよな！！」
「銀切は？」
「確かに！Aちゃんの個性って何ー？」
『さあ、なんだと思う？』
「んーと……銃！」
『教えないよ』
「えーー！！」
てきとうに流してから、また前を見る
考え事をしている時、ポーカーフェイスを忘れていた。
つまり、轟に見られていたのだ
私が笑っていないところを生徒がみるのは初めてだろう
「……お前、ずっと笑ってるわけじゃないんだな」
『明るく楽しいのが好きだよ』
いつものポーカーフェイスで、もう一度笑う
「そうか」
寝つきが早い。なんだコイツ←
考え事をしているときも、ポーカーフェイスを忘れずに。
大切なことだ、これは。
もっと強くならないと
もっと、もっと。
そうじゃないと
彼と対等に、道を歩けない。
醜い私を半身として認めてくれた。
私の守るべきものは、たくさん見つけた。
マスター、カルデア、サーヴァント。
そしてビリー。
女性サーヴァントでは、よく清姫とペアになる。
話したりもする。
あの執着性がなければ、とてもいい女性だ。
素敵な人だっただろう。
と、それは置いておき。
USJについて13号とかいうやつが語っている。
私は、人を殺 すことなど容易い。
だけど殺 さない
マスターが悲しむから
サンダーに嫌われるから
サーヴァント達に、冷たい目で見られるから
スタッフ達に、恐れられるから
だから、やらない。
やってはいけない
やっちゃいけない
ヴィランが来るまで、あと＿＿＿＿
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作者名：えるるぅ | 作成日時：2019年1月23日 20時
