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異世界12 ページ14
【笑うのはやめた…。
友よ、主よ。
私はあなたの銃となり、眼となろう。
そしていつしか、君に栄光を捧げるよ。】
「お前、すげえな！」
「オールマイトをあっさり倒したんだもんな！」
授業が終わった放課後、私はみんなに囲まれていた
しかし当たり前だろうか。
それほどまでにも、オールマイトは凄いのだと改めて実感する
『……たまたまさ。オールマイトが手加減をしてくれたからね』
早く家に帰りたい。
そう思っていた
「そうだ！お前も反省会やらねえか？」
『反省会？
いや、やらないよ。
って、やば。忘れ物した。
取ってくるわ』
つい忘れ物をしてしまったので、急いで戻っていく。
その後に、最悪(？)なことが起きるとも知らずに…！
『……あ、教室にスマホ置いてきた』
＿＿＿＿＿＿
「あ！Aちゃんのスマホだー！」
「ちょ！勝手に覗いたらまずいんじゃ……」
「えー、でも見たい！」
「勝手に見るのはいけないと思いますわ！」
「でも……気になるー！」
「……ロック画面だけ……」
「え！ふたりの男の人に囲まれてる！」
「結構イケメンじゃない……？」
「茶髪の人と金髪の人……」
「こんなイケメンなやついるのかよ……」
「ねえ！この金髪の男の人、Aちゃんのコスチュームと同じ服だよ！！」
「じゃあAちゃんは、この男の人がスキ……？」
「わかんないけど、関わりが深いのは確かだね！」
『君たち、何してるの？それ私のケータイ…』
「「「あ」」」
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作者名：えるるぅ | 作成日時：2019年1月23日 20時
