No.2は一途です。【ホークス】 (ページ5)

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「俺好きな人が居るんですよ！エンデヴァーさん！ジーニストさん！」

次の日。
俺はヒーロー活動を終えたあと、No1とNo3を小さな居酒屋に呼び寄せた。

特に理由はない。何となくくだらない世間話でもしたかっただけだ。

若干酔ってきた頃、俺は何を思ったのか2人に恋愛相談をし始めた。

「唐突だな‥‥」

「なんだ貴様はぁ！俺に恋愛相談でもするつもりか！」

「‥‥まぁまぁ、落ち着こうか‥」

‥‥エンデヴァーさんも相当酔っている

ジーニストさんは酒に強いのか、全く酔っていない様子だ。それに心做しか俺の恋愛相談に乗り気な気がする。

勢いでしてしまった話だが、このまま続けることにした。

「俺がその子を好きになったのは18歳の頃です。その子は当時中学生くらいだったかな‥‥」

「18歳は君がヒーロー活動を始めた年だね。
どういった経緯で知り合ったんだ？」

‥やっぱり、ジーニストさんは俺の恋愛相談に食い気味だ。
こういう話が好きなのだろうか。

そしてエンデヴァーさんはというと‥‥‥

いびきを立てながら寝ている。
俺の恋愛相談にはまるで興味がないみたいだ。

本当は恋愛話に参加するエンデヴァーさんも見たかったが‥‥

仕方ない。俺はジーニストさんに詳細を話し始めた。