【七つの大罪】【男主】副団長？あぁあいつは最強だよ（3） (ページ3)

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86話ページ3

ゼル「だがどうするメリオダス

魔神王への忠誠心がなかったゴウセルと

妖精王(グロキシニア)…巨人王(ドロール)はあくまで特殊なケースだ

基本は皆魔神王に強い忠誠を誓っている

拒まれれば当然奪うことは出来んぞ」

そんな中エスタロッサが口を開いた

エス「なぁ…殺しても奪えんの？」

ゼル「なに！？」

ゼルドリスはエスタロッサを睨みつけた

エス「いや、言い方が悪かったな

もしも誰かに殺られてた場合って言いたかったんだ」

ゼル「仮に〈十戒〉が死ねば戒禁は死体に留まる

はがすのは容易だ」

『現時点で消息をたってるのは………【ガラン】【メラスキュラ】【グレイロード】の3人だけど……

グレイロードなら確かマーリンが倒してたよね？』

メ「ああ」

するとメリオダスはジカイと唱え戒禁を浮かばせる

メ「この時のために奪っておいた」

…が、あいにくメラスキュラとガランの行方は分からねぇ。なんとか探し出してくれ」

『メラスキュラならマーリンが捕まえてるはずだよ』

ゼル「そうか」

エス「…なんだよメリオダス…自分一人は高みの見物で俺らにお使いさせる気か？」

『それは愚問だよ。エスタロッサ』

メ「魔神族の裏切り者に戒禁を大人しく渡すやつがいると思うか？

だからお前ら3人に任せるんだ

頼んだぜ3人共」

ゼル「自分の立場をよくご存知のようだ」

『あれ？でも僕も裏切り者な気がするな……まぁいいか

ゼルドリス。ついて行ってもいい？』

ゼル「あぁ構わない」

そして僕らは戒禁回収に向かった

エス「なんだかおもしれぇ事になってきたじゃねぇか

裏切り者が戻ってきて今度は魔神族の王になろうってんだ……」

僕はそんなエスタロッサに声をかけた

『エスタロッサ、僕とゼルドリスからの警告だよ

くれぐれも回収した戒禁を取り込もう(・・・・・)なんて考えないでね』

ゼル「行くぞ」

エスタロッサは何も言わなかったけど

本当にわかっているのかな？

強大すぎる力を持てば

自分の身が滅びることになるのに