84話 ページ1
『メリオダス、それ以上すると死んじゃうよ？』
メ「………………」
メリオダスは魔力を解く
エス「ハーハッハッ！腑抜け呼ばわりしたことは謝る
アンタは確かにあのメリオダスだ
次期魔神王と噂され〈四大天使〉すら畏れた俺のあこがれの兄貴だよ！」
だがそう言うエスタロッサの眼はメリオダスの隣のエリザベスをとらえていた
するとヨロヨロとゼルドリスが立ち上がった
ゼル「ふざけるなエスタロッサ
兄者が認めても俺は認めんぞ！！
断じて認めん！！
メリオダス…！！貴様が魔神王の力を求める理由は所詮その女と
自分にかけられた呪いを解くためだろう！！」
ゼルドリスはメリオダスを鋭い目付きで睨む
メ「そうさ…そのためにお前が魔神王から借り受けた魔力を奪いに来たんだ
だが今のでわかった
正直あてが外れたぜ
借り物の魔力を奪ったところで呪いを解く力はねぇ」
確かにそうだ
魔神王と最高神がかけた呪いがゼルドリスの借り受けた魔力で解けるはずもない
ゼル「黙れ…黙れ！！
魔神王になるのはこの俺だ――――！！」
ゼルドリスはメリオダスに攻撃してきた
そんな中エリザベスの後ろにエスタロッサが迫っていたので俺はエスタロッサを攻撃した
エス「ﾌｩ…抜け目ねぇな」
『まぁね。僕が殺されるのは嫌だから』
だがこうやってエリザベスを守っていると
メリオダスが今の状態に戻って
未だにエリザベスを愛し続けるとは思えなかった
今のメリオダスは無情で残虐な魔神
そんな奴が女神族であるエリザベスを愛するだろうか
そんな思考が僕の頭の中をぐるぐると回った
そうしているうちにメリオダスがゼルドリスの背後をとり攻撃を止めた
メ「ゼルドリス。お前が魔神王にこだわる理由は分かってる」
メリオダスは冷静に言葉を発する
ゼル「黙れ！！」
ゼルドリスが感情的になってメリオダスに怒鳴った時
メリオダスがゼルドリスの耳元で何かを囁いている
するとゼルドリスのメリオダスへの殺意がどんどん薄れた
そしてしばしの沈黙が続く
キュ「ぜ、ゼルドリス様？どうされました？」
ゼル「いいだろう。貴様に協力してやる
正直気は進まんがな」
この時全員に衝撃が走った
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Chaos(プロフ) - これの番外編のURLが銀魂なんですけど存在しないのでしょうか？見たかったです。あと更新楽しみにしてます。 (2019年7月13日 18時) (
レス) id: 679f50534d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬 | 作成日時：2018年9月9日 21時
