桜の木の下、これは恋。 (ページ46)

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「今話題の高校生作家、ヨシノ凪さんが初の恋愛小説を発売しました＿＿＿」

「あ！！ Aちゃん！Aちゃんのニュースだよ！」

『うんうん、分かったから、ご飯食べよ？』

「ちょっとだけ待って、！」

告白をしてもらってから半年、1週間前に本の出版も完了した

そして、お互い一人暮らしというのもあって高校生ながらに半同棲生活をしてる

光輝くんは付き合ってからというもの先輩呼びと敬語がなくなって前から薄々感じてた人懐っこさが全開になった

…今は、私が写ってるわけじゃないのにニュースの画面に食い付いてスマホで動画を撮ってる

「 Aちゃん、改めてお疲れ様！」

『ありがとう。光輝くんのおかげだけどね。』

「また、この大ヒットぶりにヨシノ凪さんはある1人との出会いがなければこの様な作品を作ることは出来ませんでした。」

「人との出会いは特別で、生涯かけてもこれ以上の出会いはないと思っています。皆さんの人生に寄り添えるような作品をこれからも作っていきます。とコメントしています＿＿＿」

「え、これって俺のこと、！？」

『光輝くん以外無いでしょ？』

「 Aちゃん、大好き！」

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「ヨシノ凪さん初の恋愛小説 " 桜の木の下、これは恋。" は全国の書店で発売されています＿＿＿」

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