桜の木の下、これは恋。 (ページ24)

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渉「いや、でもそれしかなくね？先輩置いて帰る訳には行かないし、無理に起こせないだろ。」

「でも、俺ら電車だし… 」

光成「こーゆー時は、」

光成がいきなり誰かに電話しはじめて校門に行くことに。

……分かんないけどとりあえず先輩をお姫様抱っこして鞄は渉に持ってもらって校門へ行く

もう下校時間だからそこそこ人目につくけど仕方がない

光成「あ、来た！」

「いや、来たって誰が…」

校門の前に車が止まって窓が開く

空いた窓から見えた顔は

「え、湧！？？」

湧「よお、お前ら人使い荒いよなほんと！」

渉「やーまんが電話してたの湧だったんだ笑」

光成「ぴったりでしょ笑」

俺、バイト終わったばっかなんだけど！！って叫びながら車から出てきてドアを開けてくれる

湧は俺らの先輩で今は大学行きながらバイトしていてそれが終わったところらしい

申し訳ないけど、湧はこういうとき必ず助けてくれるから好き

「湧ありがとう！！」

湧「なんでもいいけど今度飯奢りで。」

光成「可愛い後輩だよ俺ら。」

渉「後輩が困ってたんだから許して！」

湧「わーったって！お前らほんっとに…… 」

そんなこんなで湧の車に乗ってみんなで帰ることになった

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