桜の木の下、これは恋。 (ページ16)

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You

詩乃「彼氏かっつーの笑」

「でも、2人とも悔しいぐらいイケメンなんで！」

『そーゆーのはよくわかんないけどでも、みんなで仲良く出来たら楽しいよね、きっと。』

詩乃「 Aはほんとに優しいね。好きだよそゆとこ。」

実際、その子達からしたら光輝くんと食べるのが日常だった訳で

そういう日常って変わったりすると寂しいものだし

私とお話するために来てくれてるって知ってるからなんか罪悪感がある

そんなことはないって分かっててもそのせいで仲が悪くなったりしたら嫌だ

「分かりました！2人とも会いたがってたのもあるし明日は連れてきます！」

『うん、ここで待ってるね。』

詩乃「イケメンかー！楽しみじゃん。」

「 A先輩だめですよ！好きになったりしないで下さいね！！」

めいっぱい目を見開いて肩を掴まれて揺すぶられてぐらんぐらんしてる

そんな光輝くんがなんか面白くて吹き出した

「なんで笑うんですか！」

『なんか、必死すぎるんだもん笑』

「だって、！好きになられたら困ります！」

『なんで笑好きとかよく分かんないんだよね、』

詩乃「分かんなくていーよ！Aはそのままで可愛いんだから！」

驚いたような顔をした光輝くんはやっと私の肩を掴むのをやめてくれた

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