やだよ ページ40
颯太side
その手には……
ナイフがあった。
颯太「A下がって。」
A「う、ん。」
響「もっと最高にしなきゃ……。」
と、言いながらAの方を見てる。
やばい。誰か……。
響「僕と……一緒になろ…？」
A「……っ……」
響「ダメなら……！」
颯太「危ないっ！！」
A「う、そ。颯太！！」
颯太「いっ……た…………。」
凄い鈍い痛みが脇腹を襲う。
なんか、こうなった時自分が1番冷静なんやなって思った。
皆はパニックになってるのになんも思わん。
皆が無事で良かった。それだけ。
頭がクラクラする。
スタ「！？颯太さん！？」
大樹「響さんを！！捕まえてください！」
世界「颯太！！」
夏喜「てめぇふざけんなよ！！」
夏輝「なっちゃん！！」
響「邪魔なんだよ！！Aちゃんは、僕のだ！」
いや、違うやろ。僕の……って言いたいけどみんなのやし。
こんな時でもつっこんでまう僕はもうとっくに手遅れになっとるのかな。
A「嫌だよ。颯太。ねぇ」
颯太「大丈夫……やって。泣くなや。」
A「っ……。」
血のついてないとこで涙を拭ってあげたのに、
僕の手を取って頬におくA。意味ないやん。
黎弥「もうすぐ救急車来るから！」
颯太「…………A。」
もう目が開けれない。全身から血の気が引いてる感じ。
A「お願いっ颯太、まで、やだっ。」
ごめん。Aその顔、笑顔にかえるから今だけ……。
勇征「颯太っ！救急車来たよっ！！」
.
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みどきち - めっちゃくちゃ良いです！一個だけ、アメリカぎアメリアになってます。 (2023年2月21日 18時) (
レス) @page15 id: 9b4d73b29a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こま | 作成日時：2020年5月17日 19時
