FGIRL (ページ37)

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Aside

開いた扉から見えたのはメンバーで。

病室に入って1番に、

「「颯太！！ごめん！」」

颯太「え？」

颯太に皆して謝ってる。

颯太「え〜っと、とりあえず頭上げて下さい。」

大樹「俺らさ、混乱したまま颯太から言われたからホントなんじゃないかって思っちゃって。」

黎弥「Aに言われて、酷いことしたなって。」

勇征「颯太がする訳ないって1番分かってるのに。」

慧人「ごめんっ！！」

颯太「大丈夫です。とっさに嘘ついたので。」

嘘をついたことは皆に言った方がいいって言ったから正直に言ってくれて良かった。

もし、このまま颯太が嘘をついても犯人の思うつぼだと思うから。

夏喜「あの、感動中のとこすみません。颯太は、誰に言われてスタジオに来た？」

颯太「僕は響さんに言われて……。」

夏喜「俺も。教えて欲しいって言ってました。って言われた。」

え？それってさ………。

A「かなり怪しくない？」

世界「2人は怪しいとか思わなかったの？」

颯太「はい。その日は確かに忙しかったし、帰りとかもすれ違ってたので。」

夏喜「それに、寮に帰らずに俺はホテルに泊まったので。」

大樹「それを狙った……とか？」

分からない。だけど、響さんに感じた怪しさってこれだったのかな……。

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