FGIRL (ページ36)

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Aside

なっちゃんが入院してる病院には、タクシーで向かうことになった。

なっちゃんは怪我してるだけで大事にはいたらいって言ってたし、大丈夫だとは思う。

だけど、体力とかもあるだろうから話せるのかもまだ分からないし。

「着きましたよ。」

「「ありがとうございます！！」」

タクシーの運転手さんにお礼を言って3人同時に病院の扉を通る。

受付で手続きをして、案内をしてもらう。

案内してもらった、部屋の扉を少し開けて見るとなっちゃんがこっちを見て笑ってた。

A「なっちゃん！！」

思わず大きな声を出して近ずいてしまう。

夏喜「Aしーっ。ここ病院だから。」

A「あ、ごめん。でも、良かった。大丈夫そうで…。」

夏輝「良かった……。」

颯太「ほんまに……、ごめんなさい。」

夏喜「颯太がなんで謝るの？何も悪くない。」

颯太「だって、何も出来ひんかった…。堀夏君を見てなんも。」

夏喜「生きてるから大丈夫だよ。(笑)」

この会話をそばで見て、ほんとに良かったって思うと同時に絶対に犯人を許さないとも思った。

A「ぜってぇ、犯人。見つける…。」

夏輝「こら。口が悪い。(笑)」

A「てへ。わざと。(笑)」

夏喜「あ、それでさ、本題なんだけど……」

そうなっちゃんが話し始めた時、病室の扉が開いた。

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