FGIRL (ページ34)

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犯人の目星ページ34

夏輝side

颯太は、犯人の見当がついてないって言ってた。

でも、きっと近くに居るうちの誰か。

思いたくわないけど、お世話になってるスタイリストさんとかスタッフさんっていう可能性もある。

せめてなっちゃんが目を覚ましてくれれば……。

そんな願いが叶ったのか、颯太の携帯が鳴った。

颯太「あ、世界さんから。」

A「スピーカーにしてみて。」

世界「あ、颯太？後、誰がいるかな。」

夏輝「僕が居ま〜す。」

A「私も居ま〜す。」

世界「そっか。なっちゃんさ、目覚ましてピンピンしてるから。来てもらってもいい？」

颯太「わかりました！」

世界「なっちゃん、どうしても颯太に会いたいんだって。」

颯太「そう、ですか。」

A「私も行く！」夏輝「じゃ、俺も。」

世界「うん。分かった。気をつけて来てね。」

「「はい。」」

夏輝「じゃあ行こうか！」

A「うん！」

颯太「良かった…。堀夏君…。」

なっちゃんが目覚ましてくれて良かった。

これで、少しは分かるかな……。

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