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鬼灯｢(ｷﾞｭｯ…)｣
『//////』
鬼灯様は玖蘭 枢様から白龍くんを庇うように自分の背中を背に向け彼を抱き寄せた。
鬼灯｢白龍さんに用事でしたら先ずは風紀委員である私達に一言申し出て下さい｣
風紀委員/夜刈｢……｣
枢｢怖いね、風紀委員さん｣
夜間部(白龍くん……、何だか頬っておけない子だ……。めちゃくちゃ可愛いしどタイプというか……)
青喴｢俺達は用事があるのだが｣
沖田 総悟｢用事？一体何ですかィ？｣
灰俐｢他のナイト・クラスの生徒はともかく俺と西園寺はハク君と深い繋がりがあるのだが……｣
沖田｢それとこれァ別でィ｣
青喴/灰俐｢それより、俺のハク君から離れろ。近いぞ｣
鬼灯｢嫌です。今は離しません。それに貴方達の白龍さんではありませんので(ｷﾞｭｳｳ…)｣
『//////』
黒曨｢ハク君に用事とは何ですか？｣
青喴｢ほら、今日の夜は普通科と夜間部の交流会があるだろ？｣
『交流会……ですか？』
青喴｢うん、そうだよ。何かね、普通科と夜間部の親睦を深める為に開催されるって言ってたね。その時に肝試しがあるんだけど、ハク君を誘いたくてね、はい、これメンバーの用紙ね(ﾋﾟﾗ…)｣
『あ……/////ありがとうございます……/////青喴様達のお名前が記入なされていらっしゃいますね』
青喴｢うん、普通科の人達と組んで肝試しを行うみたいだよ｣
枢｢あの、西園寺さん。夜間部のメンバーはお二人の他に居ますか？｣
灰俐｢否、後五人申し込み出来るぞ｣
夜間部｢！！｣
枢｢それなら僕も良いですか？｣
一条 拓麻/藍堂 英｢僕もお願いします｣
支葵 千里/架院 暁｢俺もお願いします｣
風紀委員/夜刈｢！！！｣
風紀委員/夜刈(完全にこの人を狙っている……)
枢｢白龍くんも良いかな？(優微笑み)｣
『ふえあ……/////はい……////』
黒曨｢ちょっと！！ハク君！！？｣
灰俐｢ハク君、どタイプの年上イケメン美形に言い寄られると断られない性格だからな｣
黒曨｢うわああーー！！そうだ！！｣
枢｢ありがとう、白龍くん。ちょっとだけ用紙借りるね(ｶｻ…・ｻﾗｻﾗ…)｣
(はわわ……っ、真剣な表情も美しいですね……っ)
鬼灯｢……(ｷﾞｭｳｳ…)｣
『あ……////あの……/////身動きが取れませんのですが……/////』
鬼灯｢安心して下さい。わざとですから｣
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作者名：白日 | 作成日時：2022年11月10日 22時
