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子供なんて無垢で純粋の塊だ。
その子の未来は周りの大人の色付け次第。
俺なんかは関わらない方が子供のためだ…。
藤 ｢……北山ｻﾝ、うちで働きません？｣
北 ｢……は？｣
藤 ｢だから、幼稚園で働きません？｣
ｺｲﾂ何言ってんだ…？
北 ｢…聞いてた？子供は苦手なんだよ｣
藤 ｢雑務とかだったら園児とは関わりませんよ？｣
ほんとに…
ﾎﾝﾄにほんっっとぉっーーーに意味が分からない！
ｺｲﾂなんなの？人の話し聞いてないの？
ってかもぉお前と関わりたくないって言ってるし、
なんなの？どこまでﾏｲﾍﾟｰｽなの？なぁ馬鹿なの？
はぁ…、もぉ付き合ってらんねぇ
俺は残り少ない煙草を先生の持つ灰皿に入れ、
ｺﾝﾋﾞﾆに足を向けて歩き出した。
もぉﾎﾝﾄに無理。
藤 ｢北山ｻﾝっ！｣
知らない知らない関わりたくない
藤 ｢待ってくださいっ！｣
北 ｢ｯ、離せよっ！！！｣
後ろから腕を引っ張られ、勢いよく振りほどいた。
でもすぐにまた腕を掴まれ、向き合わせにさせられた。
北 ｢なんだよっ！！てめぇの事は嫌いだって言って｣
藤 ｢これっ！！｣
北 ｢………なん…だ…よ…？｣
抵抗する俺の手に無理矢理握らされた茶封筒。
先生の眉間にはシワが寄り、
それは鬼気迫るものがあってその場に緊張が走った。
でも目が合うと先生は口角を上げた。
それが、怖かった…
目は少しも笑ってなかったから。
本能か、萎縮した俺は視線を掴まれた腕に落とした。
その腕を掴む力も焼肉屋の時と違くて、
逃げられない…
そう思ったら顔をもう1度上げられなくなった。
変わりに見つめるしか出来ない掴まれた腕。
その茶封筒の感触が徐々に伝わって、
少し厚みがあるソレを掴まされた指は微かに震えていた。
コレ…なんだ…よ…？
こんな形で握らせられた茶封筒なんて、
ぜってぇに良いもんじゃねぇ…
完全に恐怖に支配された俺は動けずにいた。
｢ﾌｩ…｣
頭上から息が漏れる音がすると掴まれた腕が解放された。
そして震える指を先生の片手が包むと、
もう片方の手が反対側から包み押すようにして、
力弱く握っていた封筒をｷﾞｭｯと掴ませられた。
そして、先生の手が俺から離れていった。
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朱蝶(プロフ) - りーりんさん» りーりんｻﾝ♪通知が来てなくて、ｺﾒﾝﾄ今気付きました(。>д<)ﾎﾝﾄにごめんなさい！！そして遅れましたが明けましてですね、今年もどうぞ宜しくお願い致します(*^^*)そしてお話の方も、是非2章の方も宜しくお願い致しますm(__)m (2016年1月15日 6時) (
レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
りーりん(プロフ) - あけましておめでとうございます！朱蝶さんの作品どれもドキドキわくわくしながら読んでます！藤ヶ谷さんに対する北山さんの態度がだんだんと変化していく様子を見ておやおや？っと思いました！笑 これからも引き続き応援させて頂きます！！頑張ってください！！ (2016年1月5日 11時) (レス) id: 49e989fdfb (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - FUKA … xxx さん» FUKA … xxxｻﾝ♪明けましておめでとうございます(*^^*)今年も楽しんで頂けるように頑張りますねo(｀^´*)ただ今年のこちらの更新はもう暫くお待ちくださいませーm(__)m (2016年1月3日 16時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - みちゅるんさん» みちゅるんｻﾝ♪あ、2回目気にして頂き有難うございます(゜▽゜*)その2回目がちょっと大事だったりするんです!!鼻が利きますね(*´艸`*)♪今年の更新はもう暫くお待ちくださいませーm(__)m (2016年1月3日 16時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - たいちゃんらぶさん» たいちゃんらぶｻﾝ♪明けましておめでとうございます(*^^*)そうなんです、2人は似てるけど正反対なんです。でも正反対の方が人は同じより何かを生み出すんですよ(*^^*)今年の更新はもう暫くお待ちください!!(笑) (2016年1月3日 16時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱蝶
| 作成日時：2015年10月26日 18時
