君はソレに気付かない。

君はソレに気付かない。5 ページ5

＜北side>




また太輔と合作。


嬉しい。それは勿論だ。


太輔とどうするなんて話をして笑ってるが、


不安が溢れる。





この曲は今までの2人を超えなきゃ意味がない。





超えれるほどのものを俺は作れるか?


ｷｬｰｷｬｰ言われるのか当たり前だなんて思ってねぇ。


No.1friend時代とは違う。


今じゃ藤北だってそんなに出してない。


昔と違って7人が1列に並んでる。


藤北を知らないﾌｧﾝが居ても当然なんだ。





でも、『 俺ら 』は無くなっちゃ駄目なんだ。





象徴だったものが無くなるって事は、


進んだとは言わない…。


それは堕落だ。


あの頃の俺らがあったから今の俺らが…7人があんだ。


だから、


あの頃大事にしてたもんを大事に出来てないってそれは、





俺らの甘えになる。





そこそこ名前が出てきたから、


ﾒﾃﾞｨｱで出るようになったから、


ﾌｧﾝも増えたから、


だから大丈夫なんてない。


Jr.時代から応援してくれてたﾌｧﾝに、


これからのﾌｧﾝに伝えたい。






俺と太輔は変わってないって。






実は俺と藤ヶ谷こんなに最高なんだぜって。






俺らは今までもこれからも絶対的だって。






変わる事がないって。






それを伝えるにはどうしたらいい…






まるで如何にも狙いました。じゃなくて自然に…






そんな思いが巡り過ぎてるせいか、

自然に自然にって考え込むほど自然なんかじゃなくて、

歌詞は全くって言うほど浮かばなかった。

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