君はソレに気付かない。27(裏) ページ27
<北side>
部屋に響くのはベッドの軋みでも、
洩れる吐息でもない。
それは俺の啼き声。
北 「んぁ、ゃ、ぁ、ぁあ、」
藤 「きもちい?」
北 「ンッ、ぁ、いぃ、ぁあっ」
藤 「もっと?」
北 「ぁあっ、ぁ、あ、ん、もっとぉ、」
激しくなる腰付きに、
ただ身を悶えさせるしか出来ない。
でもキモチイイって感じるのは身体だけじゃなくて、
俺の頭と心がもっとって言ってる。
もっともっと愛してって。
きっと太輔だから、
太輔の目に映る俺が太輔を好きって言ってる。
北 「ぁん、ぁ、たぃ、やめちゃ、だめ、あっ」
藤 「なんで?こうやって焦らされるの好きだろ?」
激しい腰付きが突然突くから掻き回すにかわる。
その奥でココに欲しいってヒクつく。
藤 「ほら、ギュッてなるよ?」
北 「ぁぁあンンン、ちが、おくぅ、」
藤 「奥は駄目。」
俺の上でニヤニヤ笑う太輔。
意地が悪いってホントに思う。
嫌いじゃない。
嫌いじゃないけど、疼くんだって。
北 「だめぇ、おくぅ、おくにグリグリ、してぇ」
藤 「しょうがないな、」
北 「あぁぁああツッ、ぁ、ソコ、ぁ、スキぃ」
藤 「知ってる」
奥に押し込まれるのは苦しい。
でも苦しいけどこの胸がいっぱいになる感じが好き。
太輔が奥でドキドキしてて、
俺の中が一緒にドキドキしたがる。
北 「たぃ、このまま、ンッ、イキた、ぁあん」
藤 「このまま?どうやって?」
北 「グリグリしたまま、まぇ、さわ、ンッぁ、て、」
中心で蜜を垂らすソレに視線を下ろす。
あぁ…触って欲しい…
太輔に全部触って欲しい…
藤 「また1人でイクの?」
北 「だ、て、おくで、ぁ、ドキドキ、したンン」
藤 「ドキドキねぇ…」
北 「ね、して、ぉねが、ヒャッぁぁあん」
藤 「ほら、きもちい?」
奥が苦しくて、
前が激しくされて、
もぉ、もぉ、
北 「ぁツッ、たぃ、ぉかしくなるツッ、おかしくなるゥンッッ」
藤 「なってみろよ、」
北 「ダメ、ヤッ、ぁ、たい、たい、たいすけっ、ヤッ、アッ、あっっ、ツツぁぁぁあああっっ」
頭が真っ白になった。
君はソレに気付かない。28(裏)→←君はソレに気付かない。26(裏)
969人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
朱蝶(プロフ) - 姉さんさん» 姉さんサン、初めまして。お逢いできて嬉しいです(*^^*)今回は読んでいただき有難うございました(*^^*) (2016年5月14日 1時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
姉さん - 素敵でしたw (2016年5月13日 22時) (レス) id: 5f8009841a (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - せりさん» せりサン初めまして、お逢い出来て嬉しいです(*^^*)焦れったい感じが気に入って頂けましたか(笑)それは良かったです(*≧∀≦*)♪これからも楽しんで頂けるように頑張ります(*^^*) (2015年9月21日 1時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
せり - 藤北らしいし、じれったい感じがたまらなく大好きです。これからも頑張って下さい。 (2015年9月20日 19時) (レス) id: 7f36d1b57d (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - 藤北大好きさん» 姉様に褒められるといつもくすぐったくなっちゃいます(*´艸`*)姉様に楽しんで頂けて良かったです♪♪ホントにホントに最後まで有難うございましたヽ(;▽;)ノ (2015年5月3日 4時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:朱蝶 | 作成日時:2015年3月17日 20時