「お願い、行かないで──松!!」
誰かが泣く声が脳を揺らす
「大丈夫、俺達は"六つ子"だろ?」
慰めるこの手は誰のモノ?
「強くならなきゃ、何も守れない」
胸の中心が軋むのは何故だろう
「もう傍観者は嫌なんだ!!」
闇に響く頼もしい声
「面倒事は嫌いなんですけどー」
冷えた言葉に潜む柔かな色
「地の果てだって追い駆けてやる」
なんで、そこまで思い続けていられるの?
「大好きだよ、兄さん!」
眩し過ぎるんだ、君の笑顔が
「……てめぇの入隊を許可する」
力強い光を放つ双眸に、深く頭を垂れる
俺は自分の意志で血に染まる事を選んだ
失った過去を捨て、
これは、己の記憶と現在の自分の矛盾と戦う人間の話
───貴方は、もし愛する人が自分を忘れたらどうしますか?
※こちらは読み手を選ぶ作品となります
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作者名:謝りにゃんこ | 作成日時:2017年1月2日 17時