【スラムダンク】like a dream (ページ7)

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声の主はページ7

良く晴れた気持ちの良い日だ。
ポカポカしていて眠くなる。

実際、隣の席の山本くんは机に突っ伏して熟睡してる。

授業中に堂々とよく寝れるよね。
あ、よだれ垂れてる。
山本くんは、スヤスヤという擬音語がピッタリなくらい安眠している。

お昼は屋上で昼寝でもしようかなと考えて、残りの数学の授業に集中した。

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昼休み。

私はお弁当箱を持って、ちょっぴりワクワクしながら1人で屋上に来た。
なんか屋上っていいよね。青春ってかんじ。

誰もいないことを良いことに、
おもいっきり指先からつま先までを伸ばして背伸びをする。
あ～気持ち良い！
お日様を浴びるのってほんと健康的！

「はぁ～～良い天気！」

大きな独り言だったと思う。

？「デケー独り言」

つま先立ちしたままピタッと動きが止まる。
誰もいないと思って、おもいっきり声を出した自分がかなり恥ずかしい！

顔を赤くしながらキョロキョロと辺りを見渡してみる。

「ん？・・・空耳？」

？「んなわけねーだろ、どあほう」

「！」

声にならなかった。
突然上から降って来た声に聞き覚えがあったから。

私はこの声の主を知っている。
そう思った瞬間から、私の鼓動は一気に早く打ち始めていた。