もしもの話。轟編 其の四 ページ27
あの時は随分パニックになったものだ。
「あの時、どうしたんだっけ…」
混乱していたせいか、当時の事を
あまり覚えていないのだが
轟君に笑われたのだけは覚えている
「ただいまー」
麗日ちゃん達と別れて帰宅すると、
部屋の電気がついていて
テレビの音も聞こえる。
轟君が帰ってきたという証拠だった。
リビングへとつながっている扉を開けると、
案の定ソファーに座って
テレビを見ている轟君がいた
「お帰りなさい轟君、今日は
仕事遅くなるとか言ってなかったっけ？」
「…」
轟君は私をジト目で見た。
それはそれは不機嫌そうに
「ど、どうされました？」
「…苗字呼びはやめろって言っただろ」
「あっ、しまった」
結婚もしたんだし、
下の名前で呼ぶっていう決まりだった…
「ご、ごめんごめん。つい癖で…あはは」
「それだと、お前も該当しちまうぞ」
「…そ、そか」
そう言えば、私の苗字も轟か。
言われないと実感が湧かないな…
世間には公表してないから、
表向きは(人1)なんだけどね
「しょ、焦凍…君」
言いにくい…
なんか恥ずかしさが先に立っちゃうよ
「君付けもいらねぇ」
ぐっ…これは
慣れるまでにしばらくかかりそうだ…
「しょ、焦凍…は、ご飯食べた？
帰り遅いって聞いてたから作ってなくて。
あれなら今から…」
「いや、外で部下と食べたから大丈夫だ」
「事務所の？そっか、それは良かった」
冷蔵庫からお茶をとって
私と轟君の分を注いで持っていった
「Aは…」
もちろん、
轟君も私の事を名前で呼んでくれる。
…けど、やっぱり慣れなくて
少しビビってしまう
「今日は、楽しかったか？」
「あ、うん。楽しかったよ、
皆元気そうだった」
「良かったな」
轟君は、笑う事が増えた気がする。
ふわりと目を細めて、笑う姿は
学生の頃は見た事がなかった
「轟く……じゃない、
焦凍も誰か誘えばいいのに。
A組と連絡先交換してたよね、同窓会の時に」
轟君の隣に座って
お茶を渡す
「あっちの都合もあるしな、
それに変に騒がれたくねぇ」
「あぁ…そうだよね」
轟君はカッコいいから一際目立つもんね…
この前なんて、パパラッチに
追っかけられたとか言ってたし…
「人気者は大変だね、頑張って」
「Aには言われたくねぇな。この前、
ストーカーがいたらしいじゃねぇか」
「単純にファンだよ、嬉しい事じゃない」
「天然にも程があるだろ」
「焦凍には敵わないよ」
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博麗美音 - 大丈夫ですよ！これを機に知ってもらえばw (2017年10月24日 21時) (
レス) id: 04dfcacc58 (このIDを非表示/違反報告)
ユカ松♪(プロフ) - 無希さん» すいません！！ありがとうございます！！ (2017年10月9日 12時) (レス) id: 20d73420b9 (このIDを非表示/違反報告)
無希(プロフ) - ユカ松♪さん» ありがとうございます、Part2の方のお知らせでもお伝えした通り、今はリクの受付停止中でして申し訳ない！！ので、承りますが更新が遅れてしまいますのでご了承下さい (2017年10月8日 21時) (レス) id: 118de6b2c1 (このIDを非表示/違反報告)
無希(プロフ) - 博麗美音さん» すごく申し訳ないんですが…私が東方Projectについて全く知識不足でして…ごめんなさい！！土下座します…のでリクエストを受け付けられないのですが良いでしょうか…？本当にすいません (2017年10月8日 21時) (レス) id: 118de6b2c1 (このIDを非表示/違反報告)
ユカ松♪(プロフ) - リクエストです!○○しないと出られない部屋を相澤先生verとプレゼントマイクverでお願いします!お題はなんでもイイです (2017年9月26日 16時) (レス) id: dba329fb5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無希
| 作成日時：2017年5月27日 4時
