もしもの話。轟編 ページ24
「いやぁ、まさかねー」
「うんうん」
「まさか、遅れ咲きの(人1)が
轟と結婚するなんて！！」
「ちょ、ちょっと…芦戸ちゃん！
こ、声がデカイよ」
居酒屋で元A組女子と
女子会を開いていた
「だーって、快挙だよ快挙！」
快挙かどうかはさておき
騒がないでくれ
世間には公表してないんだから…
「でも、良かった。
(人2)ちゃん、自分の事は二の次だから、
幸せとか考えなさそうで」
麗日ちゃんが眉を八の字に下げながら言う。
大人になった麗日ちゃんは
相変わらず天使である
「うーん…考える気、なかったんだよね」
「やっぱり！ダメだよ？
(人2)ちゃんは幸せ掴まないと！！」
は、はい…
天使の命令とあらば何なりと
さっき言った通り、
私は幸せなんて考えていなかった。
目の前の世界ばかり見ていた。
私にはそれが当然だと思っていた。
だって平和の象徴に休暇なんてない。
私は世界を、守らなければならないのだから。
でも、違うと教えてくれた人がいる
−−−((人1)、ずっと前からお前の事が…)
「で、いつ頃付き合ってたの？
二人が付き合ってたなんて
全然知らなかったよ」
お酒をぐいっと呑みながら
葉隠ちゃんが言った
「まさか学生の時！？」
そんなまさか。
青春時代とはいえ、
私にはそんな余裕はなかった
「えっと…つい最近かな。
一ヶ月前くらい？」
「「一ヶ月前！？」」
皆の声がハモった。
だ、だから声がデカイって…
「一ヶ月って…そっから結婚したの！？
いくらなんでも早くない！？」
「そ、そうなの？
ほら、同窓会があったよね。
その時に告られたから、
それくらい前だと思うけど」
「確かに同窓会はつい最近にやったけど…
マジで最近じゃん！！」
「遅れ咲きの名は伊達じゃなかったね…」
同窓会楽しかったなぁ、
皆、立派なヒーローになってて…
久しぶりのメンツばっかりで
すっかり大人になっていた
「でもさ、轟と言えば…お父さん、
エンデヴァーでしょ」
麗日ちゃんがゴクリと息を飲み、
カタカタと震えだした
それを筆頭に
皆も顔を青ざめる
「ど、どうだった…？」
「うん、結構緊張したよ…」
挨拶に言った時、
すんごい剣幕で迎えられたのを
今でも覚えている
私はNo.1ヒーロー、轟君はNo.2ヒーロー。
そんな二人が結婚する、だなんて
あのエンデヴァーが快諾する訳もなく
「でもね、轟君がすごく良い人だったよ」
あの轟君がだ。
父親アンチだった轟君が、
頭を下げたのである
「お願いします」と。
もしもの話。轟編 其の二→←〇〇しないと出られない部屋。死柄木編【★スプーギーブーギー♪様リク】
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博麗美音 - 大丈夫ですよ！これを機に知ってもらえばw (2017年10月24日 21時) (
レス) id: 04dfcacc58 (このIDを非表示/違反報告)
ユカ松♪(プロフ) - 無希さん» すいません！！ありがとうございます！！ (2017年10月9日 12時) (レス) id: 20d73420b9 (このIDを非表示/違反報告)
無希(プロフ) - ユカ松♪さん» ありがとうございます、Part2の方のお知らせでもお伝えした通り、今はリクの受付停止中でして申し訳ない！！ので、承りますが更新が遅れてしまいますのでご了承下さい (2017年10月8日 21時) (レス) id: 118de6b2c1 (このIDを非表示/違反報告)
無希(プロフ) - 博麗美音さん» すごく申し訳ないんですが…私が東方Projectについて全く知識不足でして…ごめんなさい！！土下座します…のでリクエストを受け付けられないのですが良いでしょうか…？本当にすいません (2017年10月8日 21時) (レス) id: 118de6b2c1 (このIDを非表示/違反報告)
ユカ松♪(プロフ) - リクエストです!○○しないと出られない部屋を相澤先生verとプレゼントマイクverでお願いします!お題はなんでもイイです (2017年9月26日 16時) (レス) id: dba329fb5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無希
| 作成日時：2017年5月27日 4時
