消失。【凡人の姉様リク】 ページ14
「なぁ。(人1)の奴、今日も休み？」
「最近来ないよねー」
中学の終わり頃、そろそろ
進路を考えなければならない時期だ。
「噂で聞いたんだけどさ、
(人1)さん行方不明らしいよ」
「マジ！？なになに、ついにグレた？」
「…おい」
クラスメイトの会話に、
しかめっ面で割り込んで来た爆豪
「ば、爆豪…」
「勝手に盛り上がってんじゃねーよ、
殺すぞ」
爆豪の殺気に、
生徒らは顔を引きつらせた
「…あ、そ、そうだ。
爆豪ならなんか知ってんじゃねーの？
(人1)さんの事」
「そっか幼馴染だし…家近くなんだよね？」
「知るか、あんなクソナード」
そう言って自分の席に戻っていく爆豪を見て
クラスの中では、より一層に
(人1)に対する疑問の声が浮上していった
「何してんだよ…クソ(人2)が」
爆豪はポツリと呟く。
Aが消えた数日前の事…
「…Aちゃん、帰ってないんですって…」
Aの母からの電話に爆豪の母が、
不安な顔で告げる。
爆豪は目を見開いて、時計を見た
時計の針は午後11時を示している。
やがて日付が変わりそうな時間だった
「帰りは一緒だったの？」
「…帰って、ねぇよ」
待て、
俺があいつと最後に会話を交わしたのは…
いつだった？
−−−(…かっちゃん)
爆豪の中で、
Aが写る記憶を探す
−−−(…かっちゃん、また明日ね)
分からない。
あいつが、消えてゆく
「落ち着いてインコさん。
とりあえず警察に連絡を…」
受話器越しから
Aの母親のすすり泣く声が聞こえてくる
締め付けられたように痛みが走り、
耐えきれなくなった爆豪は
「あっ…ちょっと勝己！？
どこいくの！！」
「決まってんだろ！！」
玄関を飛び出したのである。
「(人2)！どこだA！！」
思い当たる場所などあるはずもなく、
手探り状態で走り回った
−−−(かっちゃん、待ってー！)
あいつは俺をいつも追いかけていた筈だ。
気がついたら隣にいた筈だ。
なのに…
「何で、いねぇんだよ…Aっ！」
何で俺がお前を
追いかけなきゃならねぇんだよ…！
「A…っ」
それが数日前のことだった。
それで済むならまだ良かった。
一向にAが見つかることはなく、
時だけが過ぎていき
とうとう中学校生活は
終わりを告げたのである
Aは行方不明扱いとなり、
事故か事件かに巻き込まれたとして
捜索が続いたが、
発見には至らなかった
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博麗美音 - 大丈夫ですよ！これを機に知ってもらえばw (2017年10月24日 21時) (
レス) id: 04dfcacc58 (このIDを非表示/違反報告)
ユカ松♪(プロフ) - 無希さん» すいません！！ありがとうございます！！ (2017年10月9日 12時) (レス) id: 20d73420b9 (このIDを非表示/違反報告)
無希(プロフ) - ユカ松♪さん» ありがとうございます、Part2の方のお知らせでもお伝えした通り、今はリクの受付停止中でして申し訳ない！！ので、承りますが更新が遅れてしまいますのでご了承下さい (2017年10月8日 21時) (レス) id: 118de6b2c1 (このIDを非表示/違反報告)
無希(プロフ) - 博麗美音さん» すごく申し訳ないんですが…私が東方Projectについて全く知識不足でして…ごめんなさい！！土下座します…のでリクエストを受け付けられないのですが良いでしょうか…？本当にすいません (2017年10月8日 21時) (レス) id: 118de6b2c1 (このIDを非表示/違反報告)
ユカ松♪(プロフ) - リクエストです!○○しないと出られない部屋を相澤先生verとプレゼントマイクverでお願いします!お題はなんでもイイです (2017年9月26日 16時) (レス) id: dba329fb5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無希
| 作成日時：2017年5月27日 4時
