叶うなら…其の一 ページ1
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この世界は、平等じゃない。
それが弱い四歳にして知った現実
「何してるの！やめなよ！」
「うわ、(人2)だ！！逃げろ！」
私が集団に突っ込んでいくと
散開して消えていく同級生達。
「もう…逃げ足だけは早いんだから。
かっちゃん、大丈夫？」
「うるせぇ、あれくらい
ワンパンで仕留められたわ」
「…かっちゃんの全身、傷だらけだけど。」
「…うっせぇ」
かっちゃんは、暴君で
何もできないのに、喧嘩っ早い。
「立てる？」
「…」
かっちゃんに手を差し伸べたけど
彼がその手を取る事はない。
黙って一人で立ち上がる。
「喧嘩は駄目だって
言ってるじゃない、かっちゃん。
しかもさっきの人達、
皆個性持ってるよね？」
個性持ちの私と違って、
無個性のかっちゃんが
敵うはずないのに…
かっちゃんを下に見ているわけじゃない。
ただ、心配だった
擦りむいた頬や腕を見ると
心が痛むから。
「カンケーねぇよ、
あっちがケンカ売って来たんだ」
「シカトしなよ…」
「出来るわけねーだろ！(人2)の事を
バカにしやがったんだぞアイツら！」
「！…庇ってくれたの？」
「ったりめーだろ、黙ってられるかよ」
…こういう、優しいところは
好きなんだけどなぁ。
「かっちゃんにも、
きっといい個性が出るよ。
だって、かっちゃんは優しいもの」
「ハッ、当然だろ！(人2)よりも
強ぇ個性に決まってるっての！
そん時は、どっちが最強か勝負だ！」
「あはは、そうだね」
小さい手を繋いで
二人で夕日に向かって走り出す。
こんな光景が
当たり前だった幼い頃。
ずっと、続く筈だと
そう、思っていた。
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博麗美音 - 大丈夫ですよ！これを機に知ってもらえばw (2017年10月24日 21時) (
レス) id: 04dfcacc58 (このIDを非表示/違反報告)
ユカ松♪(プロフ) - 無希さん» すいません！！ありがとうございます！！ (2017年10月9日 12時) (レス) id: 20d73420b9 (このIDを非表示/違反報告)
無希(プロフ) - ユカ松♪さん» ありがとうございます、Part2の方のお知らせでもお伝えした通り、今はリクの受付停止中でして申し訳ない！！ので、承りますが更新が遅れてしまいますのでご了承下さい (2017年10月8日 21時) (レス) id: 118de6b2c1 (このIDを非表示/違反報告)
無希(プロフ) - 博麗美音さん» すごく申し訳ないんですが…私が東方Projectについて全く知識不足でして…ごめんなさい！！土下座します…のでリクエストを受け付けられないのですが良いでしょうか…？本当にすいません (2017年10月8日 21時) (レス) id: 118de6b2c1 (このIDを非表示/違反報告)
ユカ松♪(プロフ) - リクエストです!○○しないと出られない部屋を相澤先生verとプレゼントマイクverでお願いします!お題はなんでもイイです (2017年9月26日 16時) (レス) id: dba329fb5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無希
| 作成日時：2017年5月27日 4時
