阪「3話、ですよ」 ページ5
奈「なんか、さ 美門先輩って不思議だと思わ
ない？」
透「まぁ、言われてみれば…不思議な先輩だよ
な」
奈「うん…」
奈「さて、見回り終わった事知らせる為に生徒
会室行くぞ〜！！」
透「あぁ」
奈江は行く気満々だが、透はどこか寂しいと
思っていたのは本人しか知らない事
奈「よし！ついた〜 失礼します」
透「…失礼します」
阪「ん、あぁ君達か 見回りは終わったのか
な？」
奈「はい、終わりました！」
因みに東堂君は色んな所巡ったので寝ています
そして奈江ちゃんは心底嬉しそうにしています
それを見て少し妬く透君
そんな事に気付かずニコニコしている阪条先輩
奈「あ、あの阪条先輩！………もし、よかったら
一緒に廻ってくれませんか？」
透「……っ！」
阪「うん、良いよ 行こうか」
優しく微笑む阪条先輩
何故だか分からないけどムカついている透君
奈「はい！」
奈江ちゃんは嬉しくて目をキラキラさせている
そんなとき
透「行くなよ……」
と奈江ちゃんの服の裾を掴んだ
奈「えっ………何で透がそんな事言うのよ！」
そう言い奈江は裾を引っ張った
透「あっ……悪い、今のは忘れてくれ」
奈「変なの」
そう言って阪条先輩の服を引っ張る奈江
そのまま硬直する透
東「何、透君 嫉妬してんの〜？」
透「はっ……お前寝てたんじゃなかったの」
東「うん、途中までは透君の「行くなよ」って
言ってぐらいから狸寝入りしてたよ」
東「透君って奈江ちゃんの事………………………
好きなの？」
透「はっ…………」
その頃奈江ちゃん達は？
奈「阪条先輩！何で透は私を引き止めたのか、
全く分かりません！！」
阪「ふっふふ、奈江ちゃんらしいね
多分それは透君が奈江ちゃんの事を大切だから
だよ」
阪条先輩は優しく微笑んだ
奈「……ん〜……全然分かんないです…」
阪「まぁ、その内奈江ちゃんにも分かるよ」
奈「えぇﾞ〜それっていつですか〜？阪条先輩
勿体ぶらす教えて下さいよ〜…」
楽しく廻って居た
透達は、
東「そっか､やっぱりそうなんだね…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
