透「15話」 ページ17
透「まぁ、そうだな じゃあまず最初に
お前……………なんで俺に怒ってんの？」←←
東野「え？なんで疑問浮かべてるの？」
まさか神城からそんな言葉が出てくるとは
思っていなかったから東野も拍子抜けである
透「え？なに違うの？お前今顔怖いんだけど
どうにかしてくんね」←←
東野「はぁ？余計なお世話だよ！」
東野「君だってチャラチャラしてて軽い男じゃ
ないのかよ！ 女なんて選り取りみどりで楽しく
してるんじゃないのか！」
透「うっ、それは………昔の話だ！
今はそんなことないぞ」←←
明らかにいつもの神城くんならこんな事言わない
東野「はぁ、そろそろ本題入らせてくれない？
神城君は奈江ちゃんの事本当に好きなの？
好きじゃないなら奈江ちゃんに関わんないで
くれないかな」
透「はぁ、やっぱりその事か
俺だって柏崎の事好きだから」
東野「でも神城君、奈江ちゃんに嫌われて
るんじゃないの？」
透「いや、和解した」
東野「え？…………だからか〜
奈江ちゃんと神城君が一緒に居るところ
見たんだよね」
透「なに、もしかして妬いちゃったの？」
ニヤニヤする透にやや苛立つ東野
東野「凄いムカつくからやめてくれない？
その態度 俺神城君になんて負けないから」
透「それはこっちの台詞だよ 覚悟しておけよ」
男子会終了〜
東野は駆け足で奈江の元に向かう
男子会が長くて疲れてしまった奈江は下駄箱
近くの壁に寄りかかり寝てしまっていた
東野「ごめんね待たせちゃって」
寝てしまっている奈江の頭を優しく撫でる
奈「…………んー、へへっ」
撫でられたのが気持ち良かったのかすり寄って
くる奈江を受け止め
東野(可愛いな〜)
そっとおでこにキスを落とそうとしたが
踏みとどまった
東野(目がちょっと赤くなってる 奈江ちゃん
どうしてなの？)
奈江をｷﾞｭｯと抱き締めれば奈江も
流石に目を覚ます
奈「え？東野君？なんで抱き締めて？
もしかして私から？だったらごめん！今離れ((東野「もうちょっと！このままじゃ…駄目？」
奈「え？う、うん いいけど………？」
なにこの状況と言いたげな表情をする奈江と
奈江に抱きつく東野
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