story【1】 ページ3
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AM 7:00。
今日は休日。
随分早くにアラームをかけたなぁ…
なにか予定あったんだっけ、と、寝ぼけた頭で考える。
A「…あっ…そーちゃん…」
そーちゃんに、会うんだ。
椎名 奏。
幼稚園の頃から仲良しで、いつも私のそばにいてくれた。
こんな、いじめられっ子の私に。
…いじめられた原因だって、何も私が悪いわけじゃなかった。
幼稚園の遊具の影でカラスに襲われて、今にも死にそうになっていた雀の赤ちゃんを助けようと手に取っただけ。
なのに、みんな『汚い』って。
…でも、そーちゃんだけ
『A、やっぱり優しいね』
そんなふうに笑ってくれた。
この人となら、ずっと一緒に居られるなって
初めて思えた。
だけど
運命は残酷で。
小学校の卒業式。
彼は言った。
『俺、引っ越すんだ。Aにはもう会えないかもしれない。けど、もし何かあったら…』
『電話して。』
そう言って電話番号をくれた。
だけど、怖くて。
１回かけてしまったら、きっと止められない。
だから、ずっとかけてこなかった。
かかっても来なかった。
けど、中学校卒業した日。
そーちゃんから電話が来た。
話したいことがあるから、会わないかって。
嬉しかった。覚えててくれた。
もちろん、OKした。
久しぶりに聞いたそーちゃんの声。
だいぶ 成長して
…かっこよかった。
電話越しでも、声を聞いた瞬間
胸がキュッと締め付けられるような
そんな、不思議な感覚に陥った。
A「楽しみ、だな。」
1人呟いた。
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なる(プロフ) - しゅがー。 さん ありがとうございますぎゃああああああああああああ (2018年5月2日 8時) (
レス) id: fa26fc38f8 (このIDを非表示/違反報告)
しゅがー。(プロフ) - 新作頑張ってくださいぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ (2018年5月2日 8時) (レス) id: 7e14168cc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なる | 作成日時：2018年5月2日 6時
