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40回目の初配信 ページ3

 
 
 
「み、みみ、皆さん!聞こえて、いますでしょうか!!私の、初配信におこおおお越し下さり、有難うごぜぇます!!」

「えっと、あの、どうしよう……頭の中では完璧なのに……あ、あの!ですね!」

−初めまして!
−大丈夫だぞ
−凄い緊張してるやんけ!
−深呼吸しな
−自分のペースでやりな〜!!

「有難う御座います……!ちょっと、深呼吸します」

「ふぅ……えっと、改めて、本日より配信活動を開始します……アイリス・スチュワート、です!生放送にお越し下さり有難う御座います!……私の事を知っている方も、知らない方も一緒に同じ時間を楽しみましょう!」

「それと、私はずっとデビューした時に言おうと決めていた言葉があって、漸く、漸く!言えます!!」

−良い感じ
−初々しいねぇ
−なんだ?
−深呼吸良いぞ、もっとやっていこ
−聞かせてー!!!

「私、とあるアカデミーに参加している時は39回目の初めましてを皆さんの前で言いました。デビューした今日。この瞬間。40回目を言いたいです、言わせて下さい!」

「“初めまして!”やっと、言えました!この場所で!」

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作者名:紗世 | 作成日時:2024年4月2日 21時

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