揺れるウネとキュミン (ページ14)

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15＊何で？ページ14

ーSMsideー

ふんふんふーん♪♪
僕はというと、現在機嫌がいい。だって僕、キューピットだもんね♪

きっと2人はるんるんで帰ってくるはず！
まあ、ヒョクは体調よくないからあれだけど…

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時を遡ること数時間前。
病院に付いていったドンへがうまくやれてるか気になって、電話をしたんだ。

ヒョクはどう？泣いてない？って。そしたら、

『泣いてました。俺、ヒョクに拒絶されたかも。ひとりにしてって言われて…。あんなに近くにいたのに、今は…なんだか遠い』

はい？……この短時間で一体何があったの？
ヒョクがドンへを拒絶…？そんなはずないと思うんだけど。

『自分の中でだけ考えてても、相手の心を理解することはできないよ？言葉にしてやっと分かり合えるんじゃないの？ドンへはヒョクと話をしたの？』

そう聞くと、ドンへは少しの間の後、僕にお礼を言って電話を切った。うん、とりあえずこれでドンへは大丈夫なはず…

ヒョクにはメールをいれることにした。

すると、すぐにヒョクからの着信がくる。何で泣いてるってわかったのか聞きたかったらしいw

『なんとなくね、そう思って。ヒョクのことだからきっと自分を責めてるんじゃないかなって。でも、他にも原因あるよね？』

さりげなーく聞いてみると、素直なヒョクはありのままを全て話してくれた。

やっぱり僕の勘は当たってた♪♪
でも……ドンへ。きっと、理解できてなくてごめんね。の意味だと思うけど、唐突すぎるよw
これじゃヒョクも戸惑うでしょ…苦笑

言葉不足でお互いの気持ちの面ですれ違いが起きているからややこしいんだ。

『ヒョク、それ、ドンへに伝えた？自分の中で考えたって、ドンへの気持ちはわからないでしょ？何で謝ったのかちゃんと聞かないと。僕はヒョクの味方だから』

そう言うと気持ちが楽になったと、明るい声音でヒョクが言った。
うん。ヒョクもこれできちんとドンへと話をつけるだろう。

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とゆう流れがあって、僕は今まで機嫌がよかったんだけど…今は不思議で仕方ない。

帰ってきたドンへとヒョクからは幸せオーラではなく、ドス黒いオーラが漂っているのだから。

一体全体何が起きたらこんな不穏な空気が流れるっていうんだろう。

わからないことだらけだ。僕には予想外な展開なだけに、これからどうしようか…
少しだけ先行きが不安になった。