揺れるウネとキュミン (ページ11)

今日:21 hit、昨日:0 hit、合計:58,273 hit

11＊変化ページ11

ーDHsideー

病院に着いてすぐ、ベッドに横になるヒョク。
宿舎に帰りたい。ってマネを説得したヒョクはこれから点滴とゆうこともあって、一言も喋らないでいる。

お！……点滴しに来たナース、可愛いな♪
ヒョクはそれどころじゃないみたいだけど…w

あっという間に点滴につながれてヒョクは俺と話すことなく目を瞑っている。

余程辛いんだろうな…
それなのに俺は何もできずにいて、ソンミンヒョンの方がヒョクのことわかってた…

ヒョンは一体何が言いたかったんだ？
ヒョクは今何を思ってる？

俺にとってヒョクは何よりも大切なやつだよ。
バカみたいに笑い合って、何やるのもいつも一緒で、これからもずっと支え合っていくんだと思ってた。

なのに、俺は何をやってるんだ…わかってるようで何もわかってない俺が情けない。

そっとヒョクに近付いて『ヒョク…ごめんな』
謝ることしかできなかった。

これからは気付けるように、もっとそばにいるから。だから今までの俺を許して。

『ドンへ…ごめん。今はひとりにして』

寝ていると思ってたヒョクからの突然の言葉に少しびっくりした。それも、まるで俺を拒絶するかのような言葉だったから…

『ヒョク？俺がいたら休めない？外にいるから、なんかあったら連絡して』

俺は本心を気付かれないようにそう答え、病室を出た。

ヒョクは胸の内を、いつから俺には曝け出さなくなったんだろう。
俺たちは一体いつからかわってしまったんだ？

少し遠く感じたヒョクとの距離に淋しさを感じながらも今はただゆっくり休んでほしかった。

早く元気なヒョクに戻ることを願って…