揺れるウネとキュミン (ページ1)

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01＊2人ページ1

ーEHsideー

『ただいま～』

みんなより少し遅く帰ってきた僕は、なんだか今日はすごく疲れててもう寝たかった。

汗かいたからシャワーだけでも…そう思ってたのに

DH『ヒョクおかえり！シャワー水しか出なくて明日業者が来てくれるんだって。だから今日は上の階の浴室使ってって！』

……トゥギヒョンと一緒に帰ってきたから上に行ってもすぐ入れないじゃん。

『僕、水でいいからシャワー浴びて来る』

DH『ちょ！いくらなんでも水はやめときなよ。風邪引くよ？』

『上行ってもトゥギヒョンが使ってるし、今日はたくさん汗もかいたから冷たくてちょうどいいよ。それに、シャワーだけ浴びたらすぐ出るから大丈夫だよ』

心配そうな顔してるドンへに笑顔で応え、浴室に向かった。

汗かいたとはいえ、さすがにまだ6月とあって水は冷たかった…無茶し過ぎたかな…

すっかり身体が冷えてしまったため、リビングに顔を出さず、すぐベッドに行き布団にくるまる。それでもすぐ暖まるわけでもなく、寒さに耐えながら僕はいつのまにか眠っていた。

ふと目が覚めた僕は隣のベッドを見て、ドンへがいないことに気付いた。

時計を見ると寝てたのはほんの30分ほどで、今は23時過ぎだった…

何だか喉が渇いていたからリビングに行こうと部屋を出るとまだ、明かりがついていた。

『まだ起きてたの？』

そう声をかけようと思ったんだけど、僕にはドンへとキュヒョンが寄り添って座っているように見えた。

…何でだろう。一瞬ズキッと胸が痛んだ。

自分でもよくわからない感情に戸惑いながらも声をかけた。

『2人ともまだ起きてたの？明日も早いんだからもう休まないと体辛くなるよ』

少しびっくりしたように2人は顔を上げ、

DH『ヒョク、いたの？俺らももう休むよ』

KH『ヒョンおやすみなさい』

そう行って部屋に戻って行く2人に首を傾げながらも僕はそのまま冷蔵庫に向かい、イチゴミルクを取り出し飲み干す。

…なんでドンへとキュヒョナが一緒にいたんだろ。

いや、そりゃあ同じメンバーだし同じ階に住んでるんだし一緒にいておかしいことはないんだけど…

そんなことを思いながら僕は部屋に戻り、隣にいるドンへを気にしつつ、意識を手放した。