目が覚めたらモフモフ兄弟が居たんですけど… (ページ7)

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第5話【覗き見禁止だから】ページ7

貴「ふぅ…食べた食べた、私は明日仕事あるから…先に風呂入ってもいいかな？」

コ「…(コクッ」

貴「ありがとう、覗き見したらダメだかんねー？」

ド「フフフッ、どうしようか…」

お互い冗談を交わしながら風呂へと向かう。

全く、ドフラミンゴさんは本当変態なんだから…。

ー…チャプッ…ー

貴「んん、ッ…ぁー…生き返る…」

吐息を漏らして湯の温かさにうつらうつらと瞼が重くなる。

こんなところで寝てはいけない、頑張れ私。

貴「それにしても、男二人を招くとは…どうしちゃったのかねー」

湯に写るちょっと歪んだ私の顔を見つめて苦笑い。

そんなに男に飢えてたの？んなわけあるまい！
なんて一人でツッコミ。

貴「待たせるわけにはいかないし、出ますかね」

～コラソンsid～

どうせ、その場凌ぎの道具としか思ってないんだろうな。

ドフィはそんな男だ、俺には分かる。

だけど何故だろーか…なんだか、アイツを見る目が違うんだ。

駒としてじゃなく、もっと温かさを感じる視線…珍しい事もあるんだなぁ…。

ー…ガチャッ…ー

ド「帰ったk……。」

いきなり固まるドフィを不思議に思い、俺もアイツの方へ目を向ける。

コ「…ッ！！(な、ななっ…)」

貴「何よ二人して…ほら、早く風呂入っちゃって？」

濡れた髪を上で結い、肌は薄く紅潮していて…時々雫が流れて……なんだありゃ！！

あんなに美人だっけ…あれ、なんで俺まで赤くなっ…はあぁ！？

コ「…ッ、！？」

ーズダァァンッー

貴「ちょっ、コラソンさん大丈夫！？」

慌てるあまり椅子から転げ落ちた…ッ…。

くそ、どうしちまったんだ俺は！！
これは少し可笑しいだけなんだ、絶対そうだッ…！

貴「た、立てる？」

俺より小さな手を差し伸べて顔を覗き込むコイツ…。

心臓の動きが早くなった気がした。

コ「…ッ、…」

首を縦に振って、差し伸べられた手を握らず一人で立つ。

あまり顔を見せないように俯いてアイツから離れる。

なんなんだ、ッ…これはっ…！！

ド「フフッ…良い女じゃねーか…。」

俺が離れた途端、アイツを抱き寄せ頬を撫でるドフィを見て…何故かイラッときた。

なんでだ？

貴「お世辞はいいの…ほら、早く早くッ」

困ったように笑って俺らの背中を風呂へと押していく。

アイツ……Aが触れたところが妙に、熱く感じた。

少し小説の書き方を変えてみました。
どうですか？上手くいきましたでしょーか！！