幸せの地獄 ページ44
荼津「A、お前の身体はもうお前だけのものじゃない」
「...うん」
荼津「夜のお前は可愛かったな。写真も幾らで売ろうか...」
「黙らないとお前を殺すぞ」
荼津「へい」
行動自体はゲスい。でも赤子を想う荼津の気持ちは本物だから、私は信じている。荼津が私の夫になったことは間違いじゃないって
荼津「善逸とやってもいいぞ。なんならそいつとの子供を産め」
「命令されるのは嫌。でも...そう...だね」
善逸は相変わらず荼津を嫌っているが、私のことを好きでいてくれている。今までは善逸がヘタレなせいで中々実行できていなかったが、赤子を産んだ次の年には、私が善逸を引っ張ろうと考える
あのヘタレには、私がいてやらないとダメなんだから
荼津「赤子も早く外に出たいって云ってるな...人を愛すって、こんなにもいいことなのか」
「そうだね...」
愧翠「______!_______!?」
「...愧翠?」
荼津「どうしたんだ?彼奴」
蜜璃「___...___...!」
杏寿郎「どうしたんだろうな...すぐに戻るだろう!」
童磨「ねえねえ荒覇吐殿!人間の子は美味しいのかな?」
「その名前はやめてって云ってるじゃん...」
朱紗丸「___、__」
矢琶羽「______、____________!?__!!!」
猗窩座「杏寿郎、とりあえずお前も鬼に」
杏寿郎「ならん!」
今この瞬間がとても幸せだ
...何で鬼もここに?
炭治郎「A!君はこっちだろう!?」
「炭治郎?」
川の向こうに炭治郎はいた。今ここを渡ると、荼津にもう会えなくなる気がする。この幸せが崩れる
炭治郎「戻ってきてくれ...A!!!」
私はどちらを選べば
童磨「荒覇吐殿♪」
「...」
童磨「一緒に地獄に逝こうよ」
26人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:琲世 | 作成日時:2019年7月25日 12時