毒された住民 ページ37
伊黒「ひょうぼはんにんすんあな(ちょうど三人分だな)」
プリン三個を一個ずつ分けて、これからのことを話し合っていた。さすがの柱でもこの状況は初めてらしい
胡蝶「さて...どうしましょうか。鬼の情報どころか、街の人全員敵です。」
「...大丈夫ですよ。」
胡蝶「?」
「こいつを殴れば、何か吐いてくれるんじゃないですか?」
高峰「やっぱりお前らは敵だ!あの鬼を殺すなんてできないからな!?畜生めが!」
伊黒「そうか。特訓と称して情報を吐かせよう」
高峰「お前ら人間じゃないだろ!!!この化け物!!!」
「もう一度選択肢をあげる。女の怒りはこの程度で静まらないから...」
高峰「わ、わかった!プリンを買ってやる!!!」
「胡蝶さん、伊黒さん。この人悪い人じゃないです!」
自覚はしているが...自分の好きなものをあげると云われると、どうしても弱くなる。おそらく鬼に「プリンを買ってやる」と云われたらすぐ騙されると思う。その自信しかない
「生まれてからあんな美味しい食べ物食べたことないんですって!あと百個!!!」
伊黒「さっきより数が増えている。却下」
胡蝶「宿まで運ぶのを手伝ってくださいね。優しくしますから」
高峰「(こいつら怖いなあ...逆らったら即死ぬかも...)」
23人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:琲世 | 作成日時:2019年7月18日 11時