その場のノリに任せて ページ26
耀哉｢怪我しているみたいだけど、まだ動けそうかい？｣
胡蝶｢私たちは完治しましたので、今からでも動けます。｣
蜜璃｢冨岡さんはゆっくり休んでくださいっ♪｣
...とは云っても、義勇の事だから無理に任務に行こうとするだろう。あまり子供たちを無理させたくはないが、少しは彼の気持ちも尊重しなくてはならない
冨岡｢...あの後、式はどうなったのでしょうか。｣
耀哉｢七味Aは二人と結婚した、ってところかな。｣
冨岡｢わかりました。任務前に友人に報告してきます。...二人？｣
耀哉｢そう、二人だ｣
｢んー...昨日はありがとねー...｣
善逸｢(その場のノリで結婚させられるってなに？こいつ本当に腹が立つ！！！)｣
｢久しぶりに善逸と義勇兄と寝れたな...また一緒に寝ようね｣
正直に云えば、Aの事も好きだ。隣にいるだけで色んなものが耐えれるか心配だし、前よりも笑顔が増えたから顔を合わせれない。できれば一緒に寝たいけど...どうしても無理だ。
荼津｢(寝たら殺す寝たら殺す寝たら殺す)｣
柱からの殺意が恐ろしい
｢うなぎは好き？最近うな重の作り方を覚えたんだけど...｣
｢｢食べたい！！！｣｣
｢それじゃあこれを作ったら町に行ってくる。肆ノ型の技も何とか覚えたいから｣
荼津｢...実戦でか？｣
｢うん。無惨も...私がこの手で殺す。否、その前に何故私の知識が必要なのか...全て吐かせないと...｣
和やかな空気が一瞬で本物の殺意に包まれた。親は火事で死んだと聞いているが...
...そうか。あの火事も無惨のせいかもしれないからな
善逸｢A...｣
荼津｢これ以上話さないでおこう。何処で彼奴の傷口を屠ってしまうのか...わからねェからな...｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2019年7月18日 11時
