昇進速度 ページ24
無惨「彼奴もダメだった...」
孵「あの娘の花の知識が何とどう繋がるのか、私めにはわかりません。」
無惨「...孵、魘夢が勘違いを起こしていたぞ。お前は死んだとか..."それ"が原因か」
孵「何時もこれを変えるのは趣味なんです。もう一度私にやらせてください。柱さえいなければ、勝機は私の手にあります」
「「「昇進はっや!!!」」」
「階級は丙。もう少しで柱になれる」
____この人、こんなに強かったのか?
「その代わり、最近身体が痛くてね...」
善逸「ちょっと筋肉できちゃってるよ!?」
「善逸も最近一人で戦えてるんだってね。偉い偉い」
善逸「...ほ、褒めてもなんも出ないからな!」
善逸は赤くなりながらそう叫ぶ。Aは少し落ち着いた感じで、女らしさも表れてきていた。
「偽装で結婚書類を作ったんだけど、善逸代わってくれない?それか伊之助」
「「断る!!!」」
...その代わり、腹黒さなどが増している気がした
炭治郎「偽装...?」
「やっぱり荼津と結婚なんてゲロを吐くほど嫌だ。でも娜弥家の歴史も綺麗に変えたくてさ」
善逸「...向こうに嫁入りとか...」
「誰も代わってくれなかったら行くよ?」
ピシッと空気が凍りついた。あの荼津と?誰が?そんなわけがない。よく優しいとか云われる僕だがこれはない。
炭治郎「考え直そうか!!!」
「一ヶ月でこれだから...来月には地柱だな」
善逸「どんだけ型覚えんの速いの!?というか朝御飯少なくね!?あの食器そうだろ!!!」
「小さい頃なんかほぼ毎日これだよ?」
伊之助「すっげー!!!俺もやるぞ!!!」
「「やるな!!!」」
そもそも他の柱が祝うのか?荼津さんはかなり嫌われていると聞いた。認められているとしても多分実力だけ...
冨岡「お祝いの品だ。饅頭を買った」
蜜璃「私からは桜餅!荼津さんと仲良くしてね!」
_____かなり祝われている
「もし嫌なら取り返しに来るとか...」
善逸「は、はあ!?絶対にしないし!!!」
伊之助「可能性あるな」
炭治郎「やりそう」
善逸「...か、仮に俺がそうしたいと思っていて...」
善逸は少し迷って口を開ける。この短期間で大きく成長したAに。同じ同期なのに、いつの間にか遠く感じるようになった。
善逸「お前は...嬉しいか?」
「嬉しい。そういうのって...されるだけでさ...なるんだよね」
善逸「...何が?」
「云わない」
23人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:琲世 | 作成日時:2019年7月18日 11時