鬼殺隊としての使命[鬼滅の刃] (ページ23)

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七味少女、新たな任務へページ23

地の呼吸、壱ノ型

｢瓦解土崩｣

荼津｢素晴らしい...この短期間で、一つの型を完璧に習得した。さすがは俺の嫁...って何処に行く！？｣

｢任務です。｣

一週間で型を一つ覚え、一週間で十匹ぐらいは鬼を殺したと思う。杏寿郎さんのあの言葉が私の心に深く刻まれている

あの人のように、優しく強い人に。

蜜璃｢あら...｣

｢...蜜璃さん、こんばんは。今日の成果は三匹、一人の人間を巡って争っていました｣

蜜璃｢すごい！頑張ったわね。でもまた傷が増えちゃっているから、此処に一旦座ってね？｣

たまに蜜璃さんに会って、治療をしてもらっている。軽い傷ならパパッと終わらせてくれるから嬉しい

胡蝶さんは...長引きそうな気がする

蜜璃｢はい、完了！そうだ！桜餅でも食べ｣

｢お土産で桜餅をお持ちしました。任務なので失礼します！｣

蜜璃｢...ん"ん"｣

任務を何度も成し遂げるうちに、鎹鴉と荼津から同時に嬉しい報告が入った。昇進だ

この前から何度か昇進している。炭治郎たちは私以上の怪我を負っている為に中々昇進できないらしいが。

荼津｢...己への昇進おめでとう。今日はもうゆっくり休めよ｣

胡蝶｢急激に成果を上げてますね。時透以来の逸材かしら｣

荼津｢彼奴は二ヶ月で、こいつは三ヶ月で柱だ｣

胡蝶｢予定ですけどね｣

荼津｢代々伝わる独自流派と炎の呼吸は、これで守られる。杏寿郎の想いは、俺なりに継いでいたいんだ｣

胡蝶｢...型は？｣

荼津｢後は伍ノ型と肆ノ型だけだ。肆ノ型はこいつだけの技、水の呼吸と地の呼吸を融合させた技だといいな｣

胡蝶｢ええ...楽しみですね｣