鬼殺隊としての使命[鬼滅の刃] (ページ14)

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田舎人ページ14

｢げぼろしゃぁ！！！オエッ...酔うよ...｣

善逸｢だろうな｣

伊之助｢すっげェ！？速いなこいつ！！！｣

汽車ではしゃぎ叫び出す伊之助、何か神様とか云ってる炭治郎、Aはこいつらの中で一番理解力があるからいいものの、ゲロばっか吐いてもう死にかけている

｢遺言...犯人は善逸...｣

善逸｢待たんかい！！！｣

杏寿郎｢大丈夫か！こういう時は多分背中を叩けばいい！｣

炎柱である彼がAの善意で背中を叩き、Aにトドメを刺す。...これ本当に死なないよな

善逸｢そうだ、切符回収しとこ...あれ？切符は？｣

伊之助｢なんだ！？あのヒラヒラしてるやつ！｣

善逸｢それ切符ゥゥゥ！！！待って切符お願い切符！！！！！｣

善逸の叫びも虚しく、Aの切符は彼方へと飛んでいってしまった。Aも限界が来たのか、意識が飛んでいってしまっている

善逸｢最悪だ...｣

オイデ

？｢おいで｣

｢...ひ、左手！？何この気持ち悪い奴...！｣

？｢君の味方。おいで。そこの鬼狩りはもうダメだ。先頭車両が安全だよ。此方だよ｣

長く眠っていた気がする。善逸たちもすっかり眠ってしまっている。不思議と酔いも感じない

？｢たくさん寝たね。疲れた？｣

｢ゲロ吐き祭り...うぷっ｣

？｢護ってくれる人はうえにいるよ｣

もう鬼だって分かっている。みんなから変な影が、少しだけ見えたような気がしたから。

｢っと...｣

魘夢｢お疲れ様。君、前下弦の鬼と会ったでしょ？火の子だよ｣

｢...やっぱり鬼か。何を話したいんだ？｣

魘夢｢あの鬼は柱から逃げたけど、あの方は許さなかった。死んだよ｣

｢ご丁寧にどうも。｣

魘夢｢もう一つ、君をあの方に差し出さなきゃだけど...君は俺が護ってあげるよ。あの人のために頑張ったら、幸せな夢を見せてあげる。｣

｢それはもう戻ってこない！｣

水の呼吸、壱ノ型

魘夢｢強制昏倒催眠の囁き。｣

｢水面き...｣

魘夢｢...切符をなくしたなら、別の方法で眠らせればいい。いい夢を見てね｣

錆兎、真菰