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もうすぐで三ヶ月経とうとしていた。母の関係者と出会ったあの日から、ちょうど一ヶ月だと思う

荼津「階級上がったのか!?甲おめで」

「型の練習相手になってください。そこの木に縛り付けるので」

荼津「一方的にやられる地獄!?」

...それでも肆ノ型の技を生み出せない。前に荼津に相談したが「俺も自分だけの型を生み出せない!こりゃ無理だな!」って雑に答えられたので川に落とした。

荼津「そういえばお館様に呼ばれているみたいだな。」

「はい。」

荼津「俺も行く。見届けさせてくれよ」

鬼殺隊の本部に向かうと、柱たちの姿が少し見えた。相変わらず話しかけづらい空気を放っているが...一人は違った。

蜜璃「この前は桜餅ありがとうっ♪」

「また桜餅作りますね。」

蜜璃「まさかの手作り...!?素敵な子!」

天元「よお」

二人目に話しかけてきたのは...確か...

「音柱の...」

天元「そう!俺こそが派手を司る神!」

「不審者さん」

天元「宇髄天元だよ!!!」

「名前違うんですか?」

天元「彼奴の言葉を信じてたのか...クソッ...」

蜜璃「名前を間違えられた天元さん...可愛い」

頑張って名前を覚えようとしたが、微妙に不審者の方が言いやすいので不審者で呼ぶことにする。

まだ不安はある。(ほぼ強制だが)荼津に特訓をつけてもらい、肆ノ型以外の地の呼吸を極めた。お館様から告げられるのは、別の何かかもしれない

荼津「自信を持て。お館様、娜弥A」

「七味で」

荼津「嫌だ」

「はぁ?」

耀哉「よく来てくれたね。A君、柱の刀は他の人と違うんだ。刀に文字が刻まれている」

「確か...悪鬼滅殺でしょうか。」

耀哉「そうだ。君にその刀を授ける」

白髪「此方が新しい刀となります。今腰につけている刀はどうされますか?」

「えっと...」

荼津「屋敷に刀のサイズに合う箱がある。其処に保管したらどうだ?」

「...保管します」

白髪「わかりました。」

耀哉「おめでとう、君を地柱に任命する。鬼殺隊を支える柱として、これからも活躍してほしい。」

「はい!」

地柱...ここまで来れた。後は私自身を強くしなきゃいけない。十二鬼月を倒し、無惨を捕らえるために。みんなを護れるぐらい強くなる

そうすれば、私は"彼の人"の鎖からも解き放たれるだろう

善逸「Aちゃあああん!!!」

「善逸?どうしたの?」

善逸「君が柱になったって雀から...どぅわあああ!?すみませんでした!!!」

「(馬鹿かこいつは...)」

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設定タグ:鬼滅の刃 , 水の呼吸 , 我妻善逸   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:琲世 | 作成日時:2019年7月18日 11時

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