助かりました4 ページ49
そう叫んだ広瀬は、ポケットからカッターナイフをとりだし、Aにむけた。
と同時に襲いかかる。
それを制したのは赤司だった。
赤司「残念だったね、君はもう負けだ。
おとなしく退部するといい。
俺からも一つ。Aを傷つけたこと、一生後悔するといい。
先程誰かが警察を読んでいたので、もうじき来るだろう。
まあそれだけでは俺の怒りも収まらないから…
社会的にも…だな」
他(怖い…あふれ出る殺気が怖い…てか誰！？)
広瀬「なんで、どうして！！？」
灰羽「…ごめんね、裏切ってしまって。
俺、碧海がバカにしたバレー、頑張るよ」
広瀬「なっ！！」
そうした後、警察がきて、カッターナイフを持っていた広瀬は連行された。
黒尾「…東雲、本当に悪かった。
信じてあげられなかった、すまん。」
『いや、いいです。誤解されたままでは無さそうですので…
欲をいえばもっと早く気づいてほしかったですけど』
灰羽「俺がもう少し早く見せてれば…すみません！」
『気にしないで、ありがとう』
夜久「ところで、隣の人は？」
赤司「自己紹介が遅れました。Aの彼氏の赤司征十郎です。」
夜久「へー
で、二人は何をしに？」
『荷物とりにきました、もう学校やめるので。』
その言葉に全員一瞬驚いたが、
黒尾「…そうか。元気でな。」
そう黒尾がいうと、みんなも口々に別れの言葉を言う。
『戻ってほしいと言われるかと思いました』
黒尾「そんな都合のいいこと言えねーよ(苦笑)」
赤司「言ってたらアウトでしたね」
黒尾「うん、その右手おろそうね？」
みんなの顔にすこし笑顔が見れた。
荷物を取りに行き、別れとなる。
黒尾「ほんとにすまなかった。」
『大丈夫です、黒尾さんたちには何もされてないですし、それに、やってないとわかってもらえただけで嬉しいですから』
そういって、バレー部員にあたまをさげられながら、Aと赤司は荷物を持って帰った。
ーーー合宿所にてーーー
さつき「おかえり！」
二人「ただいま」
景虎「お？なんだ？
表情が明るくなったな、東雲。
なにかあったのか？」
そう言われるとAは、
『私、取りに行ってよかったです…！』
と少し涙目になりながら、笑顔で言った。
Aにとって初めてのバスケ部の合宿が
始まりを迎えた。
Aの心を表すかのように、
雨は上がっていた。
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みっちゃん - 完結した！大好きなお話が完結するのは寂しいですが今までお疲れ様でした！ (2018年12月25日 16時) (
レス) id: 6c130550c4 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 完結したぁあぁあ！待っていてよかったです笑笑。お疲れ様でした。 (2018年12月24日 22時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
眠(プロフ) - すこ (2018年11月17日 21時) (レス) id: 5b23de15b2 (このIDを非表示/違反報告)
たみ - 裏切りの小説で、一番面白いです！更新、頑張って下さい♪ (2018年11月17日 0時) (レス) id: 75ee66b86b (このIDを非表示/違反報告)
キョウヤ - 赤司、、、、！紳士！神か！ (2018年11月3日 19時) (レス) id: 665ea8b906 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫宛(しおん) | 作成日時：2018年2月15日 21時
