副作用の話。 ページ37
慎「ん……？？」
奏「こんなとこで寝るなよ…ありがとだけど。」
慎「奏元気になった！？」
頬をぺちぺちと叩いて起こしてやると開口2番位でいつものクソデカボイス。ほんっと…
奏「元気になるためにご飯食べるからおぶってほしい。」
慎「…！！お易い御用！！」
慎ちゃんに任せなさいよォ！！とかなんとか言って興奮気味。元気そうで何よりだけど笑
樹「俺のおんぶは嫌かよ。」
慎・奏「だって樹折れそう。」
樹「あーあー！ご心配どうも！！」
よいしょっと言いながら慎太郎におぶられる俺を見ながら拗ねる樹くん笑
あ、カーロに泣きつきに行った。
パパの周りをウロウロし出すジュビアとシェリーを連れて一緒に階段を降りる。
奏「ﾌﾊｯ…」
すごい光景だろうな、なんて思えば笑いが漏れる。
慎「奏？大丈夫？？しんどい？？」
奏「ん？大丈夫大丈夫。めちゃ快適。」
逞しい背中になったなぁ……なんて思う。
奏「あんなにちっちゃかったのにね、」
慎「いつの話〜！！？」
奏「10何年前笑」
樹「奏がおぶってたよな、昔は笑」
俺を気遣ってだろう、階段はとばして降りる！の元気っ子慎太郎がゆっくり1段ずつ降りてくれてるのがくすぐったい。
奏「なつかし、龍ちゃんの代わりだ〜って言ってさ。」
遊び疲れておねむの慎太郎、はしゃぎすぎて怪我した慎太郎、よく遊んでたか弱い坊ちゃんには任せられず、おぶってたっけ。
で、慎太郎ん家近くまで行ったら龍ちゃんが交代してくれて。
慎「恥ずかしい〜…うっすら覚えてるわ。」
奏「もう俺慎太郎の事背負えねぇ笑」
樹「俺ならおぶれるべ？」
奏「……わんちゃん？」
慎「やめときなさいって…」
軽口叩き合う元気はどうやら戻ってきたようでちょっと安心。
やっぱり、人がいるのいいな、治りが早い気がする。
慎「とうちゃーく！！」
樹「ん、」
リビングへと続く扉を樹が開けてくれる。
奏「慎ちゃんタクシーここでいいぞ、下ろして〜」
慎「かしこまりました〜！！！」
樹「えーと…お会計3万860円ですね」
奏「樹何もしてないだろ」
なんて茶番。
高「お前らは静かに来れないのか？？」
と思ってたら騒ぎを否が応でも聞きつけた高地と…
ジ「奏〜！！！！！」
奏「へぶっ」
猛烈タックルのジェシー。
ジ「起きて平気！？もう良くなった！？しんどいとこは！？大丈夫なの！？」
そしてマシンガン質問攻め。
奏「とりあえず…ジェシ…離してほしい」
ジ「わー！！！！ゴメン！！」
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えるち(プロフ) - 紫苑さん» コメントありがとうございます(；▽；)更新にムラがある中お付き合い頂いて本当にありがとうございます…これからも楽しんで頂けるよう頑張っていきますので、引き続き楽しんで貰えれば幸いです… (2021年10月22日 7時) (
レス) @page30 id: 8248dec9b6 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - いつも、楽しく拝見させていただいております。大変だと思いますが頑張ってください。応援しております。 (2021年10月19日 17時) (レス) id: 761c21ee7b (このIDを非表示/違反報告)
えるち(プロフ) - すーさん» 嬉しいコメントありがとうございます！！これからも亀更新の自己満足ですが、お付き合い頂けたら嬉しいです(*^^*) (2021年10月19日 9時) (レス) id: 8248dec9b6 (このIDを非表示/違反報告)
すー(プロフ) - このお話すごくがタイプです！！これからも楽しみに待ってます！！！ (2021年10月18日 8時) (レス) id: 79c53cdf29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えるち | 作成日時：2021年10月11日 7時
