諏訪部さん家のお嫁さん

馴れ初めノ話3 ページ7

何だかんだありましたが
満腹になった鈴村夫婦が
帰っちゃった……嵐のようだった……
ていうか飲みすぎた……眠い……


諏「ここで寝ないでよ」

「寝てないもん寝てないし眠くないし」

諏「眠い時ほど早口で否定すんのやめない？」

「うるさいよもー……30分だけ……おやすみ」

諏「A〜俺さぁ今日色々聞けて良かったよ。俺はこう見えて独占欲の塊だからね嬉しかったよ。」

「/////……(寝れない……くっそ確信犯だ)」

諏「Aに最初に告白した時あれ酒のせいなんかじゃないって言ったらどうする？？」

chu♡

「こーするかな。」

頬にキスしてやったわ
心の中ではドヤ顔祭りだわひゃっほい
いっつもいっぱい食わされてばっかりだもの
あー！！今日はいい夢が見れるぅう


「赤面ごちそうさま。お風呂入ってくるぅ〜」




諏「くっそ……/////」



あーーーーーーーーーー
待って待って？？？
なんか勢い余って色々やっちゃった？？
やらかした？？？？
うわー！！恥ずかしってか
えっ最初の告白ってあの酔ってたと思ってたの？？？？えっ演技？？あれ演技？？
うううううううまた1杯食わされてる……
ていうかなんでそんなに優しい顔で微笑むかなぁもー……！！

「これだから好きなんだよ……もー……」


諏訪部side

まぁ今頃風呂入りながら
あっちも赤面してるだろうし
1杯食わされた〜！！って悔しがってるかな……？
折角俺のモノになったんだからそれくらい許してくれよ……
初めてあった時から1杯どころか
何杯も食わされてる俺の身にもなってくれ……


不器用で決めたら一直線で頑張りすぎる所とか自分より他人を優先する所とか無茶ばっかりする所とか……出会った時から俺はお前の事が好きだったのも多分気づいてないんだろうし……

俺はお前が思ってるよりお前の事が好きだし
何よりお前にすげぇ感謝してるのにな……
それにも気づいてないんだろうけどな。


本当にお前との結婚まで俺がどんだけ尽力したか……怖い叔父さんと先輩達幼馴染に同い年の奴らに……本当に俺の嫁さん愛されすぎだし……


風呂出てきたら覚えとけよ……


「あー……もう本当に好きだよA」






これは

素直じゃない負けず嫌いなお嫁様と

そんなお嫁様が大好きなちょっとSな旦那様の

日常の中の非日常なお話です。

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