女装男子ですけど。3 (ページ8)

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トラジャの話。ページ8

〜如恵留side〜

近「如恵留遅い〜」

「ごめんて、」

奏を捕まえて怒ってやろうと思ったのに。
いつの間にかいつも通りにあしらわれて、不甲斐ない俺。

普段から奏が俺の事大好きだとか、ちゃか大好きだとかネタにされるけど、多分俺らの方が奏の事好き。

あの鈍感純度カンストにはまっったくといって響いてないけど。

七五「てかちゃかのキャラもよく持ってるよね」
近「キャラとか言うなよ」

さっきまでのきゅるきゅる天使はどこへやら…
ちゃかは奏の前では何故か可愛こぶるんだよねぇ…

奏「どんなちゃかでも可愛いからヨシ！！」

って本人は言ってるから意外とちゃが黒いのに気づいてそうだけど……あいつ人見る目はあるからなぁ…

閑「如恵留何話してたの？」

「え、あー…お察し。」

中「如恵留くんでもダメなの…じゃあダメだね」

倉「でもほんっとにこの雑誌の奏くん可愛い」

中「見せないでよお！！！」

うみキレてる笑

元「如恵留くん髪、乱れてる〜鏡あるよ〜」

あー、、さっきのか。

「ありがと元太、」

元太から鏡を貰ってさっさと髪を直す。容赦ないんだから…

近「はーでも奏くん会えてラッキーだった！」

七五「そもそも奏がここまで可愛がってんの奇跡だよねぇ…」

しめの言葉には苦笑い。意外と人見知りするし、歳下はどちらかと言えば苦手な奏が元太とまつくには珍しく懐に入れてるんだよね…複雑だけども。

倉「インスタライブ奏くん来て欲しいー！！」

元「めっちゃいいじゃんねぇ！！」

近「えー奏くん表に出すの？？やだあ…マウント取れるかなぁ……」

閑「誰に何のマウント取ろうとしてんの？？」

七五三「そもそも俺ら食われない？大丈夫？」

「一夜限りののえそう復活で良くない？」

「「良くない」」

そんなハモらなくても……

だべりながら移動車に乗り込む。

近「だって後輩の中にも奏くんと仲良くなりたい〜って奴すんごい多いから！！やだ！！」

七五「出た駄々っ子ちゃか。」

閑「あーたしかに、奏くんカルト的人気あるよね、」

中「それかなでちゃんFCでしょ？？」

そんなのあるのか……初知りだ。

倉「でも俺も奏くんと仲良くなるのかかったもーん」

元「最初誰かしらの後ろがデフォだもんねぇ…」

加入の松松には慣れるのかかってたなぁ…そういえば。

近「奏くん予約取ったはいいけど…」

「いつになることやら…ま、気長に待つしかないでしょ。」

こっちは何年待ってると思ってんだよってね。