おやすみの話。 ページ21
樹「奏が舘様と寝れば？」
奏「恐れ多くて無理。」
宮「なんで？？？？」
いやほんとに。推しと寝るのは無理。
奏「めめとかなら…」
目「俺が死にます。」
早かった……
それは酷だぞ…と言わんばかりに大くんにも首振られたし。
渡「パス。」
分かってたし！！しょぴがこんな感じなのは、
線引き。どんなにみんなが許しても、俺らは一回怒ったからな。って、しょぴは体現してくれてる訳で。
まぁそんなホイホイ許してくれないのですよ。
阿「じゃ、俺だね。」
奏「阿部ちゃん俺の部屋汚いよ？」
阿「奏の汚い信用してない。」
見事に決定です！！
「「おやすみ〜…」」
めいめいにおやすみ言って、早々にラウは寝ちゃったらしい。
はしゃいだのでみんな程よくお眠。
岩「いや〜！寝てもいい！嬉しい！」
いやカメラないから。寝てください。
深「んじゃ、おやすみ…」
ふっかが珍しくもう眠そうだし、もう完全に寝てるラウとしょぴ。明日の朝ごはん間に合う？
まぁそんな事は置いといて。
りょへくんと一緒に俺の部屋へ。
阿「いや〜楽し〜…」
奏「りょへくん明日昼からだっけ、」
阿「うん〜…」
ありゃ生返事。結構はしゃいだから眠いのかな…可愛いな。
奏「明日、一旦家帰る？」
阿「一応一式は持ってきてるし大丈夫。」
奏「朝ごはん、和食だけどいい？」
阿「嬉しい〜……いいなもう住みたいな。」
奏「更に賑やかになるかぁ笑」
そんな話をしながら布団を敷いて、
奏「電気消すよ？」
阿「はーい！」
奏「おやすみりょへくん…」
阿「あ、奏。俺らはいつでも待ってるよっていう念押しと、」
奏「うん。ん？」
と？
阿「クイズ部への入部は気、変わった？」
奏「変わってない。俺文系よ？」
阿「その理由ほんとに謎だよ？」
奏「解く方が好きなの、俺。」
阿「奏らしいけど、その理由は。」
奏「楽しそうだけどね。見てて分かる。」
阿「なら尚更。ほら、如恵留も浮所も喜ぶと思うし。」
奏「それはズルくない？」
そんな事言われちゃさぁ……
阿「まぁ、そっちも俺は待ってるよって事で。」
奏「…考えとく。」
阿「いい返事を期待しとく。」
奏「ん、じゃあ今度こそ、おやすみ。」
まさかのその誘いも生きてたなんて……
ため息ひとつ吐いて俺は寝た。
だって、明日の朝ごはんの仕込み。
米しか炊いてないんだもん。
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作者名：えるち | 作成日時：2021年11月12日 20時
